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丁寧すぎるのはあだになるときがある。

我が軍の前期指導がそろそろ終わります。そして、7月を迎えるわけなのですが、

今年は本当に一生懸命にやってくれる学生が多いです。

単語テストに関して良好な学生も多いし、ノートまとめは言われなくともしてくれるし、

課題もしっかりこなしてくれますし…もうこれで結果が出ないとなると……

と少々私もプレッシャーがかかりますw

でも、今回は本当に結果が出ると思います。

そんな予感をさせる学生ばかり集まったのと

真面目にやってくれ学生たちなのもあり、

私も授業に気合を入れて、時間外になってしまうこともしばしばですw


しかし、こうやって必ずしもすべてが順風満帆に進んでいるわけではないです。

もちろんこうやってうまくいっている中にも悩みはつきものです。

真面目が故にあだになってしまうこともあります。

例えば、私の授業後の復習作業というのは、

学生たちに与えて使っているテキストをもう一度自分で別のノートにまとめ直して、

2冊目のテキストを創り上げることなのですが、

それに時間がかかってしまい、問題演習に時間を回せなかったり

他の科目に回すべき時間がとれなかったりするということが起こってしまいました。

まあ当然想定内の結果だったのですが、

なかなかやっていく中でスピードがあがらないってこともありますよね。

そう、真面目な学生はこういうノートづくりも容赦なくやってしまうんですよね。

一語一句丁寧にやってしまったり、

色ペンをかちゃかちゃかえてガチで作り直してしまうんですよね。

でもですね、模倣の法則の中にあるのですが、

単純な真似レベルを

(相手が右手を挙げたら、自分も右手を挙げるというような単純な模倣)

すっと行ってきたら、だんだん人間はそれだけでは自分の意志はかき消されていくし、

大量の模倣物に追われてパニックになるので、

目的を遂行しようとするための模倣運動に切り替わり始めるんですよね、

ある幼少期の時点で。

最初の模倣からもっと発展したものへ変わっていくように

人間の脳と活動はできあがっているので、学習者はその単純模倣から目的達成型模倣へ

換えていかなければならないですよね。

これをしていけば、最初に始めた時よりも少ない時間で理解することができるようになりますし、

どんどん他の事ができていきます。

真面目な学生ほど、実はこれが苦手なのでしょう。

「どこまで割り切ってやらないで済むのかなー」って考えすぎてしまい、

結局全部やらないとダメという具合に陥るのでしょう。

ほら、先生に「教科書に大事なところに線を引きなさい」と言われて

結局大事なところが全部に見えるので、全文にマーカーを引いたことってありませんか。

あれと一緒のことが、まじめすぎる学生には起こっているのでしょう。

でも、受験という期間は制限時間があります。

そのなかで膨大な課題をこなさなければならないという制約もあります。

というわけで、真面目くさってやっていても1年では成就できません。

これを知っているからこそ本来は高1~高2をしっかり勉強するのですが…

できるだけ無駄なものを削いで、身になるものを得る意識は常に考えてください。

まあそれを指南するのが予備校講師なのですがね(笑)

真面目な学生には、どうやって端折っていくかを指示するのではなくて、

みせなければなりませんかね。今度学生たちにあることをみせようと思います。
cancan
Posted bycancan

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