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雑記

日本語に合った英語

「日本語に合った英語」に転換しよう

面白いというか、今後の英語教育の話をちゃんとした記事なので載せておきます。

私が大学1年生のときに、青森からきた学生が英語を発したときには衝撃を受けました。

I was born in Aomori.という発音が見事に、津軽弁の音で発音され、

私は思わず苦笑してしまいました。笑わずにはいられませんでした。

だって、英語がまさか津軽弁とコラボするなんておもっていなかったんですもの(笑)

しかし、面白いのはその音ではなくて、それでも伝わるんだよなーってことです。

やっぱり気持ちが先なんだよなー、しかもおまけに津軽の人なんだなーってわかるわけですよね。

こういうアイデンティティー全開の英語ってのもありなのかなと思います。

そう、日本語と相性がいい語句ってあるんだと思います。

ただ使い慣れている英語を使うのではなくて、

日本語にしっくりきそうな英語を自在に使えるようになる……

これは英語がおできになる方でも、完璧にこなせる人はごく少数でしょう。

私が知っている限りでは、師匠と西先生ぐらいでしょうか。

日本人として、アメリカ人としてのアイデンティティーがシンクロするまで

英語と日本語がシンクロさせることができる人はなかなかですねー。

私の英語なんて、まだまだ意志疎通の手段の域を超えていないように思います。

まだまだ日本についても、英語についても勉強不足だと思っております。


まあこれもproductiveな英語修行をしてこなかったこともあるからなのでしょうね。

私の英語の勉強も大学学部生まではまだまだインプット主体で、

スウェーデンにいって、無理やりアウトプットしてきて少し英語のコツを手に入れたかなーって

レベルだったと思います。productiveなりcreativeというレベルには程遠く

そのレベルに引き上げようと努力しているのが今の私なのかなーって思います。

これはTOEICでハイスコアを取れるとか、英検を満点合格できるとか

そういうレベルではないです。自分の「らしさ」を他の言語で伝えられるかどうかの問題で、

英語として整合性があるかどうかなんて度外視しているお話です。

そういうことを真剣に考えていくことで、実は英語のことをよくわかるようになり、

ネイティブに恥じないような英語力を身につけることができるんじゃないかなって思います。

こう思う私は、

ひねくれているかもしれませんが

「○○試験満点講師」なんて謳っている人ほど、

こういう本質的な英語を理解していないのかなーって思います。

英語圏だったらこう表現されるよっていう解説者であれば、

それは専門家の本を読めば誰だってできます。(予備校講師はこれをどう伝えるかが問題なのだ!(笑))

でも、これからの予備校講師は表現についても言及していかなければならないので、

英語圏の正しい表現しかり、その上でクリエイティブな思考の言語化を

指南できるように精進しなければならないと思います。

それを考えるようになってから、とりあえず2年分の天声人語とその英語版を読むようになりました。

まだまだ私も勉強が足りませんね。奥が深すぎて英語や他の言語が嫌いになるときもありますw

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