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雑記

ガンプラから学ぶ勉強の大切さ

先日、友人と一緒にプラモデルを作りました。ガンダムのプラモデルです。

最近のガンダムのプラモデルは精巧にできており、したいポーズに大方できます。

しかし、そのバリエーションが豊富になったせいもあり、

関節部を可動させるためにいくつものパーツを組み合わせて作り上げ、

腕を作るだけで10分~20分かかります。しかも墨入れをするとさらに時間がかかります。

しかも、精巧な表現をするために、同じ機体のプラモデルでもHGとかMGとか

グレードがありまして、MGという種類のプラモデルはパーツが無数にあり、

なかなかすぐには出来上がりません。3時間かけて上半身できればましぐらいの感じです(笑)


もちろん私は初めて最近の高性能ガンプラを作ったわけですが

(昔は小さいのを良く作っていましたが)、

友人たちは手慣れているので結構速く作り上げます。

私も一番簡単なHGというやつを組み立てたのですが、

それでも2時間ぐらいかかりました。それより速く作れるのってすげーなって感心しました。

ちなみにその友人の1人は、以前に何百体も作ってきた手練れで、

説明書をみなくとも大方作れるそうな。これって技術だなーって感心しました。


さて、どうしてこんな勉強ネタばかりのブログにこんなことを書くのでしょうか。

実はこれは前から思っていたことなのですが、

ガンプラを精巧に作れる人に、あまり愚か者はいません。

脇道に逸れるという意味であほな奴はいるかもしれませんが、

ガンプラを素早く作れるようになるには、

パーツと全体のイメージがわかっていないとできません。

つまり、空間把握と先読みと説明書を正確に読む読解力が必要なんですよね。

数学の力と国語の力が結構駆使されるんですよ、この作業。

以前大学の先生からこんなことを言われたことがあります。

「夏休みって暇だから工作させるだろ、学校って。

これってさ、暇だからやらせるんじゃなくて、何かを計画的に作れたりやれたりするという

計画性を身につけるためにやることなんだよね。

だから、お前も粘土でエッフェル塔でも作ったら?」

って言われ、「はっ?ついにぼけたか?」って思いながら当時は聞いていましたが、

今ではなるほどなって思います。

就活の面接でガンプラを作らせるということをする会社もあるそうですし、

きっとそういうところをみているのでしょうかね。

考えた人はなかなかホビーの強みをわかっていますね。素晴らしい。


英語もこの工程に影響してきます。

英語だって単語というパーツがあって、文法書や辞書をみながら

構文や文法のルールにそってはめていくわけですよね。

そして全体像がみえてくるわけですよ。もっと全体像が分かるようにするためには

構文を繰り返し覚えたり、単語をぱっといえるようにしたりすることで

できるようになるのですよね。これは何度もガンプラをつくるのと一緒ですよね。

とまあ、いろいろ勉強になるので、息抜きにやってみるのはいかが?(笑)

(そんな暇ないですかね?w)

ま、素人が作ったので、完成レベルはあしからず。

でも、真ん中のキュベレイはすごくきれいでした!さすがMG!

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