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雑記

受験英語が教えられると、英語ができるはちょっと違う。

もうすぐ6月ですね。受験関連の模試は少々落ち着くのですが、

英検がありますね。わが軍の中学生は3級から2級まで受験する学生がちらほらいます。

まあそれなりに出来上がっているので、大丈夫だと思いますが、

油断せずに残り2週間頑張っていこうと思います。



さて、最近わが軍の指導をしている学生のお母様の多くが英語を堪能に扱う人で、

「えっ、私の指導っていらなくね?」って思うことがあります(笑)

また、ものすごく英語が堪能なのに、

生徒には言いたいことが伝わっていない先生も

いるんじゃないかなーって思うことがあります。

私自身は英語がものすごくできるというわけではないですが

(これは講師としては問題発言(笑)

外国に行って困ることはないという意味で、人並みにはできると思います)、

必ずしもめちゃくちゃできなくとも、

それなりに必要最低限の文献が読めるレベルにあれば

英語って教えることができると思うんですよね。

しかし、あまりにもおできになる先生に多いのは、

生徒のかゆいところに手が届くようにすること、

すなわち生徒の聴きたいところを先回りして察知する力がかけていることでしょうか。

本質的にはもちろん正しいですが、受験生活で「そこまでは要求できないでしょう」

ってことは結構英語ができるの先生からきこえてきます。

私も結構無理難題を出すことがあるのですが、

一応計算立てて言っているつもりなので、難しそうにしている学生には

たまにお話合いをするようにしています。

受験で必要なものを知っているという点で、受験指導の先生は「職人」だと言えるかもしれません。

そういう意味では、必ずとも英語がめっちゃくちゃにできなくても

最低限の知識があり、

要所要所を抑えられて、勉強計画をプランニングできて、経験を積んでいけば

先生になれてしまいますよね。(まあできるに越したことはないですがね。)

ただ、英語の先生に多いのは、

特にできると思っている人やベテランのイケイケ先生に多いのは、

なまじ英語ができるので、英語一本で受験がどうにかなるでしょうみたいな指導をすることです。

医学部受験ではこれが通用しません。英語ができる学生は受かりやすいですが、

それ一本で受かるほど医学部は甘くありません。

そう、なぜか可視的になってしまうんですよね、英語の先生は。

理科や社会の先生はとても謙虚な人が多く、

「数学や英語は絶対にできなきゃいけないから、そっちをまず頑張ってくださいね」

って全体的に把握できる方が多いのですが、

数学・英語は予備校では比較的華の科目なのでしょうかね、

至上主義的に考える人が多いです。うーん、残念。


だから、大学受験指導で先生を選ぶときは、

英語ができる先生を選ぶのはもちろんですが、

生徒目線で考えられて、

他の科目を考えられるある程度受験コンサルができる人を選ぶとよいと思います。

そういっていても、英語の知識も受験の実情やボーダー基準等

まだまだ私はいろいろ足りないなーって卑屈になるときもあるのですが

受験英語は本当になんか違った文化のなかにあるんだなーって思わされます。

なかなか難しい社会ですな、受験界。そろそろ私もここから抜け出そうと思っております(笑)

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