FC2ブログ

海外志向へ動いているのか、日本人も。

一昨年ぐらいからそんな兆しが見えてきたのですが、

最近、海外志向の親御さんが多いなーって思います。

息子・娘を海外に渡らせようという話を良く耳にします。

(そして、先日そんな相談もありました。)

そして、勉強を一生懸命している生徒と話していると、

彼らも「海外で一度は勉強してみたい」と胸中を吐露するときがあります。

良く言えば、「向上心が高い、好奇心旺盛で、チャレンジ精神がある」と言えますが、

悪く言えば、「日本にいてはダメだ。外に出なくてはいけない」という

ジャパン・バッシングにも聞こえますよね。

まあどちらがいいとか、こうするべきだという意見は控えますが、

どちらにしても、一度は日本から離れて、

違う空間で勉強してみて考えてもいいのかなとは思います。

ダメだったり、自分に合わなかったら日本に帰ってきて、

後々の人生や進路を考えてみればいいのですからね。

私の生徒や前の教え子たちは

とにかく外に行って何かを得ることを求めています。

今年送り出した生徒たちの中にも

すでに来年の1月から留学する学生が2人います。

そして、2年前のニュースで発表されましたが、

国際バカロレアの試験で日本語を使用して受験できるという

日本としてはさらに国際競争で差をつけられそうな事態にもなってきました。

東大・京大を目指すという時代から少々変わってきますね、多分。

(少なくとも2015年から行われる東大の推薦入試のTOEFL100点以上にはビビりました。)

この2強はそう簡単に牙城を崩されることはないかもしれませんが、

(京大のある学生に聞いたら、

京大生でも日本語が書けない生徒は結構いる…と言っていた)

その他の大学は、特に上位私学(早稲田とか慶応とかMARCHですか…)

は、国際的な争いに無条件に引きずりこまれそうですね。


個人的にはどこでもいいから日本の大学を出て、

海外の学位を手に入れたほうが箔がつくように思いますが…

今はそういった日本に対する愛着のようなものを必要としない人が

多くなってきているのですかね。少々残念です。


社会がそうなっている以上、早い段階から英語の鍛練を積もうと頑張る学生は

間違っていないように思います。

「英語だけ異常にできる」……人生をトータルで見たらよくないですが、

ある期間(中学時代や高校時代)では、いいのではないのかなと。


言語ができれば(英語が読めて理解できる実力をつけていれば)

たくさん本を読めるようになりますから後で一生懸命勉強して、

専門知識を大学で教わればいいんですもん。

どうせ大学では本を死ぬほど読まされるのですからね。

(日本はその教育が乏しすぎる。)

私が通っていたストックホルム大学では毎月研究書を最低10冊読まなければ、

その月にある科目のテストで及第点は取れませんし、

ディスカッションで何も言えず、failをもらうことになるでしょう。

そういった環境に一度は身を置き、勉強することを生徒に望んでいます。

日本の多くの大学にその環境があれば、海外なんて行く必要がなくなって、

必然と日本の大学のレベルも上がるのに……。

選ばれる側も、選ぶ側もブランド力ばかり目がいっているのは

確かに大事なことかもしれませんが、うーむとうなりたくなりますね。


cancan
Posted bycancan

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply