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雑記

一言で状況は変化できるときもある!

先日、地下鉄に乗っていた時に、私は座りながらLine Bubbleをやり終え、

顔を上げてみると、ふとおばさまが目に入り、無意識に席を立ち、

「どうぞっ!」って席を譲りました。

しかし、そのおばさま、それが気に入らなかったようで

「私がそんなに辛そうに見えるのっ?」ってきつめに言われてしまい、

一瞬、「げっ?面倒くさい人…」って思ってしまいました(すみません、本音ですw)。

しかし、トラブル起こすのは嫌ですし、気分悪くその場に立つのも嫌だったので、

私はこう言ってみました。

「いやいや、マダムに席を譲るのは当然のはからい。

マダムに気づかない男はいませんよ。」

と思いついたまま言ったら、そのマダムは顔色と声色を変えて

「あらー、じゃあ座らせてもらおうかしらね」

って具合ににこにこしながら席に座りました………

世の中、言葉一つでこんなに状況って変わるんですね。

というか、私はいったい何を言っているのでしょうかね(笑)



さて、どんなことでもあるきっかけで物事の流れが変わることがあります。

伝え方をちょっと相手目線で考えただけで、円滑な関係を作ることができる時があります。

医者が薬物投与が避けられないケースの小学生に

ストレートに「こりゃ、薬を打ち続けないと治らない」と言ったら、

その小学生は希望を失い、将来不安になりますよね。

でも、「投与することで生きていられる。

病気とどう付き合っていくかを一緒に考えて、何ができて、自分に合っていることをみつけよう」

っていったら、なんかその病気が大病には聞こえないですよね。

これは勉強生活、特に受験生活においても重要なことで、

「状況はきつい!ダメでしょう」って面と向かって言われても、

言われた側は「いやいや、それはわかっているんだよね。

それをなんとかするのが、講師であるてめーの仕事でしょう」

ってのが本人や親御さんの本音だと思うんですよね、私。

(それでも、難しいことは難しいと言いますし、

できる見通しがなければ私ははっきり言います。)

そうではなくて、「この状況はきついが、まずはこれをこの時間内でできたら

状況はかわるかもしれないから、そこまでまず頑張ってみる?

そこでできなかったら、また考えればいいじゃない。

(講師である)私も努力をするから、君も努力してみようか。」

と言えば、もし本気でやってみようとなればその学生は勉強に手を出すことでしょう。


状況をいかにとらえるかですよね。

そういう先生って私は結構いると思います。

そして、そういう先生は冷静で寡黙な先生に多いです。

寡黙なんだけど、お話をすると結構のってくれる人は

こういったことを言うのが上手だったりします。

そんな先生がもっといればいいのにと思いますよ。

(私はペラペラしゃべるときがあるから一生なれませんw)


でも、私も授業をするときや学生にお話をする時は

基本はこのスタンスでお話ししようと思っています。

現実をある程度の度合いで突きつける⇒そのあとどうするのかを提案⇒

そしてどのようにやっていくかをいまみたいに相談

って感じで話を進めていくと、基本的にやる気がある学生ならわかってくれます。

一言一言がその学生の未来の伏線になると思うと、

講師としての言葉はあまり軽率で内容にしなきゃと思わされますね。


余計なことは言わないように空気を読み、努力しようと思います。

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