今年のわが軍の学生はノートをとにかく愚直に作ってくるので
ものすごく感心しております。そして、知識の定着度は極めてよいです。
英語が苦手な学生も少しずつ知識の根拠を掴めるようになってきており、
私の思惑通りになってきました。ただ受験レベルで対応できるかどうかは
これからの彼らの頑張りと、私の移行させる手腕にかかっていると思っております。
今年は非常に自分にいい緊張感ができ、ものすごく学生たちに感謝しております。
さて、そんなノートづくりをしている学生に水を差すのも嫌なのですが
その中にはものすごくノートをきれいに作っている学生がいます。
じゃあ、その知識の深みもすごいのかというと……
うーん、それは触れないでおこう(笑)
まあ私が言いたいのは、
綺麗なノートをつくっても必ず知識が入っているというわけではないということです。
人に見せる物であれば、それはそれなりにきれいなものをみせなければなりませんが
受験勉強の時にノートをみせる場合ってありうるのでしょうか。
あってもせいぜい友人が受講できなくて授業をお休みしたときぐらいじゃないでしょうか。
それを頻繁にする人はもはやダメな人なので、相手にする必要もないですしね。
ノートづくりで大事なのは、
自分が後々読めて、覚えやすく知識がまとまっているようにすることです。
要は覚えられればそこまで丁寧にならなくてもいいんですよね。
それに色ペンを多用するとそれなりに時間もかかり、時間の無駄です。
色ペンは多くても2色までにして、あとはイメージ処理すること。
色が増えると、いらん意味内容が紛れ込んだり、
また自分なりのルールを覚えるレベルにしていかないといけないので
いろいろ逆効果です。絵を描いたりデコレーションするのが好きならいいのですが、
まあ勉強にデコレーションはいりません。必要なのはきれいな体系的な知識です。
あとはノートも場合分けを多くするとトラブルを引き起こす種になりますので注意。
ある中学校では、国語の授業で5冊もわけていたそうな。
何かの意図があるのかもしれませんが、
それでは持っていく量も増えますし、持ってくるノートを間違える可能性大です。
文房具はできるだけ最小限にし、役割を少しずつ減らす。
そして、スペックが上がってきたら
もっと場合分けをして増やすぐらいのが効率はあがりますかね。
私も長年英語の指導しておりますが、黒板では2色のみで、
自分のノートも赤と青しか使ったことがありません。
「自分が」勉強することだというのを忘れないでくださいね。
自分ができるようになれば、ノートはどんなものでも結構!
是非とも今いる学生たちが進化することを願うばかりでございます。
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