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文法書を一冊終えたにもかかわらず定着しない理由。

ここ2、3年ぐらい

多くの生徒にものすごい問題量をこなしてもらっていますが、

文法が極まった生徒とそうでない生徒が二極化してきました。

そして私の中で「指示がまだまだ甘いな」と自覚し始めました。

特に今年の学生の大半がゼロに近い実力からのスタート、

偏差値でいうと50ないぐらい、下手すると30代後半からのスタートでした。

その時点から1年で実力で問題を解く方法を身につけるには、

とにかく単純作業と問題を膨大に解きまくることを意識して、

選択問題と並び替え問題と、各単元のノート整理+文法書熟読を徹底し、

なんとか7月までに「英語のいろは」ぐらいは身につけさせてきました。

ただ、やはり取りこぼしがあり、覚えきれないものもあり、

かなり脆弱な実力しか出来上がらなかった生徒も多かったように思います。

そういう生徒はセンターをどう攻略したか、またどれほど到達できたかというと、

やはり160~170点がマックスで、9割にはまだ遠い、

平均すると140点後半というところです。

まあ60点や70点からの140点ですから、決して悪くないように思いますが、

それでは受験に合格できないわけで、これをどう改善するべきかは

この時期にしっかり考え、来年のプランの課題として組み込まなければなりません。

また、こんな生徒もいました。

センターベースの模試で毎回180点~170点近辺を取っていたのにもかかわらず、

本番で130点いかないといったような…もはやこれはもう事件です。

実は2年前にも同じことがあって、

生徒に非常に危なっかしい受験を経験させてしまった覚えがあります。

まあ精神的な問題は生徒が乗り越えてくれないと困るものなので、

何とも言えなものがありますが、

それでもそれはなぜ起こる可能性があるのかを考える気構えは

あってもいいかもしれませんね。


さて、少々話がずれてしまいましたが、

どうして演習問題をこなしまくっててもできないのか。

これは選択問題だけをこなしていると特にですが、

要は問題を覚えちゃうというか、ある特定の部分しか見ずに解答してしまうので、

本質的な問題を解釈しなくて、

それをもすべて理解しているぞという気分になってしまうのですよね。

これはよく考えてみると私の計画ミス(それでも、最低限のことをしたし、

後日に気づいたものでその当時最良だと信じてやったので悔いはないです!)で、

やはり横着せずに、英語のしくみをもっと考えさせたり、英訳をさせたりと、

知識を無の状態から引き出せるかどうかという訓練をもっと組み込むべきでしたね。

よく後に東大生になっているだろう高校生は、

最後の最後は空ですべて言えるようにしているわけですね。

つまり、「空で言う」ということは、無から全部記憶を呼び起こし、

引き出せることで、

秀才・天才はそれを日々訓練している、または無意識でやっているわけですね。

本は最後の最後では役に立ちません。なぜなら文献や参考書は持ち込み不可ですので、

最後の最後の最後は自分の記憶に頼って、受験を乗り越えないといけません。

なので、この暗記のような「空で言える」作業ができていたかそうでないかで

今回の文法の出来不出来が決まったようにも思います。


みて覚えるだけでは絶対無理です。思い出してください。

五感をめいいっぱい使って覚えてください。
cancan
Posted bycancan

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