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雑記

この時期は自分を鼓舞しよう

昨日ある学生と私のオリジナル・プレテストを解いた後に

少々お話をしていました。その生徒は全体的によくできているのですが、

自分をうまく表現できない学生で、面接で引っかかってしまっていた多浪生なのですが、

実力は申し分ないです。英語も安定してきているので、

今のところ一つは医学部の正規合格出てもおかしくないよなーって思っています。

そんな学生を私は本当にプレテストが良くできていたの褒めちぎっていました。

しかし、その学生はこんなことを言いました。

「いやー、褒めてくれることが感謝です(なんかよそよそしさあり…)」

何気ない言葉かもしれませんが、何か私の心の琴線に引っかかりました。

いやいや、「俺は本当にそう思って褒めたのにもっと喜べよ」って

思っていたのですが、彼はあまりほめられ慣れていないようなので、

そそくさと私のデスクから去っていき、また勉強しに戻っていきました。


この時期はあまり厳しいことを私は言わないようにしています。

たとえ叱るに値するレベルにあっても、基本的にはお咎めなしで

やんわり指摘するように心がけています。

まあこの時期に叱責しても、テンポとテンションが落ちるだけなので、

彼らに水を差すよりは、褒めちぎってこれこれやってーって言った方が、

勢いがあっていいですもんね、直前期は。

(まあこの勢いの度合いは、多浪すると年々薄れていきますが…)

なんか出来が悪くても、答えをしっかり読んで、自分の血や骨にする勢いで知識を吸収し、

「本番ではミスらないからいいもんねー!」ぐらいの強気でいいですよ。


だから、前述した彼に言いたい。

「お前はよくやっている。周りも同じぐらいやっていると思うが、

それでも1年間頑張った。だから、本番でしっかり結果が出るだろうし、

納得できるまでやってくださいね。」

受験生の皆さんもそうです。自分が鉛筆を走らせている時も、

おそらく違う空間でライバルはペンを快活に滑らせていることでしょう。

でも、見えない相手に配慮をおくりつつ、自分はそれ以上のことを意識してやっているから

本番では負けないぞって気を強めてください。

気が弱くなるのは結果発表のときにしてください。

人事を尽くして、天命を待ちましょう!まあその前に、人事、人事♪

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