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ミラーリング効果!

昨日、ある生徒と三時間話し込んでいました。

その生徒は、やりたいんだけど最初の一歩が踏み出せなくて、

結局やらずに時が過ぎてしまったという生徒です。

来年の大きな目標を立てて、

そしてその目標を達成するために今何をしなければならないのか、

ずっと一緒に考えていきました。

その間に私の身の上話も含めながら、

勉強ができなかった人がどのようにできるようになっていくかという過程を

細かく話していきました。

そのときに話したのがミラーリング効果についてです。

まあご存じな人も多いと思いますが、

ミラーリング効果とは、

好感を寄せている相手の仕草や動作を無意識のうちに真似たり、

自分と同様の仕草や動作を行う相手に対して好感を抱くことを言います。

勉強をする上で、生徒には尊敬できる先生がいなければなりません。

0から目標なしに何かを達成するのは本当に難しいので、

どんなことでも初心者という位置に自分がいる場合、

師が必要なわけです。または師がいたほうが、事の進むスピードは全然違います。

しかし、何でも間でも師がいればいいというわけではありません。

師は、生徒を魅了させるような存在で、

自分でもそうなれるのかなと思わせなければなりません。

そのためには、まず師弟関係が円滑に進むことを第一に考えていかなければなりません。

要は、生徒が先生のことに興味を持ち始めるという行動を仕向けるわけです。

意識している、していないに関わらず、

タルドが『模倣の法則』で人間の行動形式について言及していますが、

「模倣」という行為は、

相手に対する尊敬や好意の気持ちを表現したものとして認識され、

自分の仕草を真似る人=仲間・味方 といった形で記憶・認識されるわけです。

先生を雲の上の人だと思いすぎると、

つまり、先生が優秀でも威圧的だったり、根性論しか叩かないような人であれば、

その人に惹かれたくとも惹かれないでしょう。

真の優秀な人は、「論理的に」でなくても、

生徒が勉強しようと思うように話すのがうまいし、

うまくなくても、

その生徒にとって何か残せるように(生徒の目線で話す)なれば、

その先生のとりこになり、「自分もできるのかな?」と思い、

動き出せるわけです。

特に自分が劣等生だった人に私の話がよく響くことがあります。

私も恥ずかしながら劣等生の部類にいたので、

勉強ができなかった苦しみは他人事だと思えない部分があります。

今回話した生徒さんは、もともと劣等生ではないのですが、

あるきっかけで勉強をする気がなくなってしまったということでした。

少しずつでいいので、私なり他の素晴らしいと思えた先生のことを見習って、

動き始めてくれたらいいなーって思っています。


師と弟の関係は、

上下関係であり仲間関係(友達関係とは違う)でなければいけないわけです。

そんな微妙な塩梅を保ちながら長くやるのは本当に難しいですよね。
cancan
Posted bycancan

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