「英単語1日100個って、やればできるもですね。」
このセリフを吐いたのは誰だと思いますか。
先日、このセリフを中1の女子学生が吐きました。大した進歩です。
この学生は、冬休みの間に英検3級で覚えなければならない単語を完璧にし、
準二級で扱う単語をとりあえず500個暗記しようと努力しています。
もちろん、数学と生物の目標もしっかり立てて、複数科目頑張っているわけですが、
それをこなしていても午前中に一生懸命英語をやり終えればできぞ
という確信をもったそうです。これにはあっぱれ。
しかも、この手ごたえを確実なものにしたいがために
冬休みは私の指導に週5でお願いしたいという本人の申し出まであり、
そんなやる気のある学生を見捨てられない私は、快くお受けしました。
1日100個覚えるのは確かに大変ですが、
まとまった時間があると、結構できます。1年継続するのは本当にきついですが、
平日500個覚えて、土日で繰り返し復習して、
80%残ればいいという割り切り型の勉強をすると結構はいるようになります。
そうやって中1から勉強できるのは非常に素晴らしいと思います。
来月に英検準二級を受験するのですが、
この調子でしたらおそらく合格できると信じています。
ちなみに英検3級は65問中59点という高得点で合格しています。
もちろん帰国子女ではありません。1年勉強しただけの成果です。
100個覚えて、できるかなどうかな?と考えて終わるのではなくて、
それを実行してて手応えを感じてみて初めて、
新しい発見や異なった勉強の世界観が手に入るわけですね。
やったことがなければ、予測(仮定)はできません。
頭だけで考えるのはもはや空想であり、それは勉強に必要ありません。
この学生はきっとまた考えるでしょう。
彼女は次に「これをどう継続するのか」という問いを出すでしょう。
そのときにまた悩むでしょうが、きっとそれに気づくでしょう。
そして、それに気づいたときには、恐ろしい英語力が備わっていると信じています。
もし勉強をしていて不安になった時には、
人がやってないぐらいの量を一度大量にこなしてみて下さい。
そして、そのことを日記に書いたり、手ごたえをノートにまとめてみて下さい。
きっと発見があります。
騙されたと思ってやってみて下さい。
特に高校1~2年生にはこの感触を一度でいいから味わってほしいです。
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