毎年思うことなのですが、
指導していると、専門性の偉大さに感服いたします。
私はこれまで英語の他に政治経済や小論文、
時たま国語や世界史・倫理も見ていたこともあり、
結構文系科目をオールマイティーにこなしてきたつもりです。
しかし、こうやって中途半端にやっていると、
例えば、いざ早稲田の政治経済のような難しい問題について質問するとなったら、
限界が生じてきます。(政治経済ならいいが、世界史は無理…
問題の意図とかわかっても、出題校の主義とかよくわからん。)
それでも、去年まではそういいながらこなしてきたのですが、
それではいかにも生徒に申し訳ないと思い(合格したので結果オーライだが……)、
今年は英語と政治経済と小論文しか行っていません。
(政治経済は一応私が公教育で教えられる科目・
小論文は物書きの仕事も承るときもあるので、文章修業も含めやっています。)
というわけで、私は他の人が2足も3足もわらじを履いている人を見ると、
非常にすごいなーって思います。理系の場合は結構いるかもしれませんね。
数学と理科科目とか。
しかし、その反面でそういう人は専門家には敵いません。
要は力が分散してしまい、かゆいところまで手が届かないわけで、
満足度は減ります…。
それでもこなせるという人は、よっぽどの天才か、受験マニアか、
センターの範囲でなら満点が取れるとか、
このレベルの生徒なら手が回るといったような条件付きで見る先生だと思っています。
中学受験でならまあバランスが特にものを言うし、
「中学受験」専門というカテゴリーがありそうなぐらいテスト自体が特化しているので、
複数科目を1人で教えるのは納得できるのですが、
大学受験はそう簡単にはいかないのかなと思っております。
まあ、複数科目をこなしている人たちにいちゃもんをつけるわけではないのですが、
今年は数学の先生や物理の先生や化学の先生に救われているなと思い、
私はこの1年恵まれていたなーって感慨深くなりました。
まあまだ結果が出ていませんが、医学部の推薦だけで相当数が出たので、
私としては今の時点でかなり満足しております。
まあ、一般もこれから頑張りますよ!
今後とも関係している先生方、お力を貸してください。
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