さて、最近ここにきてまた飛び込みの学生がちらほら。
11月からなかなか絶え間なく来るのですが、
ひやはやなかなかおさまりが見えないです。
ある中学3年生は、地域の学習塾では教科書メインの勉強と受験対策メイン、
私の指導で今までの復習事項と応用完成を目標にしているのですが、
先週はテスト前で、学校の内申点に響くということで、
生徒の強い要望で私の授業もテスト勉強に切り替えました。
正直申しますと、私はどうしよう、これではスコアは全くでないし、
だいたい地域の学習塾はいったい何をしているのかなって思ったのですが、
勉強をしようと思ってもらう方が先で、
不本意ながら一応一通り一緒に教科書を読みました。
しかし、やはりすべて覚えきれずスコアも上がりはしても
焼け石に水状態で、目標にしていたスコアには届きませんでした。
そう、こういう状況というのはなかなか判断が難しいです。
しかも愛知県の場合、公立高校のレベルが結構高いのと、
内申点をものすごく重視するのと、
私立一本に絞ると滑った時に大変なことになるのもあり、
内申点を捨てて勉強させるということや、
本番のために今の勉強をすべて捨てるということがなかなかできないので
困りました。日頃やってこないと、
愛知では学生がすぐに落ちこぼれになってしまったり、
苦手教科の取戻しというのが難しくなります。
ただ、もちろんそう言った状況でもちゃんと勉強して取り戻す学生も少なくありません。
特に英語は範囲が比較的狭いので、スタートダッシュもたかだか1~2年の差なので、
どうにでもなることが多いです、頑張れば!(笑)
そう、そこでしんどいのですが、やはり目先のことよりも
基礎的なところを全力で固めていくことを優先していかなければなりません。
英語は最初に躓くともう後になったらちんぷんかんぷんです。
中1で行うことをどれだけ早く習得できるかが、
後々できるかどうかの決め手になります。
大抵英語で躓く人は決まっており、be動詞と一般動詞のところか、to不定詞か
関係代名詞あたりです。まあ使うべき品詞がその通りに機能しなくなったり、
複雑なシステムが組み込まれた文法で躓くことが多いですよね。
そして、大方の中学生が躓くのが最初の動詞の活用です。
これができないかったり、あとは疑問文ができない学生も少なくないです。
そう、やはりこの部分が基礎なんですよね。
これに躓くともうやる気さえ起こらなくなりますし、
どんなに付け焼刃にしても成果が出ません。
これは大学受験でも一緒です。
先日去年個別で見ていた学生が私の下にもう一度教えを乞うにきたのですが、
(昨年この学生は河合塾に切り替えて、私の下を去った学生…)
あまりにも基礎がおろそかだったので、どうすることもできない状況でしたので、
申し訳ないのですがお断りしてしまったのですが、
やはり基礎をないがしろにした学生にはいいことがありません。
特に大学受験の場合は範囲が広いので、
礎を作るのでも半年はかかると思った方がいいです。
基礎がなければ、発展の双葉は顔を出しませんし、その先の成就の実は実りません。
やることが多くてこの時期の受験生は大変でしょうが、
是非とも乗り切ってみせてください!
何をやればいいか困ったら、基礎に戻りましょう!
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