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雑記

本当に今の目標は自分から言い出したものですか?

先々週で学生と込み入った話をするミーティングが終わり、

多くの学生が私から厳しい言及をされたのですが、

やはり今年はやる気の有無や、現実視への有無や、本当にその目標を達成したいのか

といったことが見えてきました。

特に医学部受験生の多くが、「とりあえずなんとなく」や「一番難しくて名誉がある」とか、

「お金が儲かる」、「親を継ぐため」

といった安易な目的で進学を決めているわけですね、正直。


うわべの言葉できれいなことを言えますが、

本心はやはりわかるものです。そう、勉強の出来もそうですが、

それ以上に勉強に対して日々どのように取り組んでいるのかというのを

ある一定期間見ていれば、わかります。

本当に目標がぶれていないのであれば、継続して勉強できます。

その目標を達成するために黙々と与えられた課題をこなし、

問題点を自分なりに出します。

(月一で大きな流れにおける問題点、週1で次週までに直したい問題点など)


先週私が激怒した数人の学生は、一瞬しゅんとしているのですが、

私がその雰囲気を和ませると分かると、すぐ「にやっ」とするわけです。

要は反省は半分以上ないのでしょう。

本当にやばいと思っていたら、笑いません。というか、普通なら笑えません。

でも、その余裕があるということは現実から目を背けていたり、

まだ楽な方へいきたいなーっという甘えがある証拠です。

万が一、本当に今の状況に気づいていないのであれば、

それはもう受験すら諦めたほうがいいです。辛いだけです。

状況がわからず勉強しているのであれば、なりたいものになったとしてもまた目標を失います。

大学へいく自由はありますが、

それでも権利を得るべくそれなりの力はなければならないでしょう。

「私にもいろいろやることがあって悩んでいるんだ!」

この発言もよくわかりますが、それを承知で受験する道を選んでいるはず。

時間内にこなさなければならないという危機感をやはりもってほしいですよね。

気持ちは個人的に汲んでも、やはりどうにもならないので

今ある境遇以上のことを全力でやらなければなりません。


高校生といったteenage全盛期は、本当に精神的にも社会的にも複雑になり、

一つのものを貫くことが難しいのですが、それでも一心不乱にやってほしいと思っております。

精神を鍛える時間でもあるんだと思って、成就したい人は

ぜひ今みたいな言い訳や言い訳的な態度をとらず突っ走ってほしいです。

そして、難しい理由づけなんてしなくていいですが、

なぜ自分はそうなりたいのか?そして、そのためになぜ自分は大学生になるんだ?

ということをしっかり考えながら哲学を練った上で、

受験を経験してほしいと思います。

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