さて、受験生の皆さんは過去問をこなしてきているでしょうか。
かつて、私が埼玉にいた時に指導していた学生のなかに、
過去問を16年分全教科、全学科解き抜いて、
傾向を分析し、英語に至っては単語の数をすべて数値化し、
頻度が高い単語を丸暗記して、英文の内容に近いものを
今年のニュース等であら読みし、英語的にと言うよりも
国語的にすべて解き抜いたという力技で合格を勝ち取った大ばか者がいます(笑)
(その大ばか者への指示は私ですので、私は究極のおおばかものです(笑))
トータルの偏差値が平均46にも関わらず、
東京理科大学の理工学部(河合の偏差値で言うと60ぐらい)にしっかり合格するなんて
想像だにしていませんでしたが、見事通っています。
そして、のちに北大の大学院にいっております。なんたる大出世!
いまだに連絡を取ってる数少ない埼玉のときの教え子です。
さて、なんでそんな話をしたのか。
そうなんですよ、過去問って大事なんですよね。
とりあえずやっておいて、本番でスムーズにやれなくて結局グダグダってことも
大いに想定して準備しなければなりません。
しかし、そんな過去問を一人で解いていてもなかなか進まないし、
自分がどれぐらいの解けているのかよくわからないってのが本心だと思います。
そこで、私は集団になって一緒に解くことを推奨します。
ただし、これをするにはいくつか条件があります。
これを破るとただのなあなあ集団になり、
カフェで会話している集団と一緒になるのでご注意を。
1、集団は多くて4人。
2、実力はほぼ一緒。
3、指摘できる自分に厳しい学生が2人いること。
4、解説は得意な学生が中心になって時間を決めて行う。
1~3が揃い、4が行えれば成果は抜群にでます。
やり方はこう。
1、時間内で2~3科目をぶっちぎりで行う。できれば各科目の間にある休憩は5分。
2、全部解き終わったら、一回リフレッシュしてお茶でも飲み、
10分後にまるつけを行う。
3、丸を付けたら、解説すべきところを決めて意見を出し合う。
4、各自人々のダメなところをすべて指摘!(意見を言うでもよい)
特に4が重要です。この意見を言うことで人々にとって戒めになりますから
ここはしっかり行いましょう。3~4まではだらだらやらないで時間も縛りましょう。
時間は大体30分から1時間。それ以上かかりそうな場合は
最寄りの先生に聞くか、自分でしっかりまとめた後に何か調べるかするように
割り切るようにしてほしいです。
これをやっていると、勉強できる人の思考を盗めるようになります。
スキルハンター、特質系ですねー(笑)
そして、質の高い仲間意識が出来上がり、切磋琢磨できる集団ができます。
そして、過去問が1日1題解けます。
朝か夜にやるとそれが習慣になり、さらにいいですねー。
私は過去問を夜に解いていました。受験生の時の11月の頭からは、
朝と昼間はすべて自分の知識蓄積の勉強にして、
6時以降はすべて実戦形式にしました。
こんな感じなことをあるわが軍の学生たちはやっているようです。
しかし、あくまでも私は孤高にやれることを一番推奨するので、
この集団で赤本を解くことはオフィシャルなレベルでの推奨です。
東大理3卒の生物の先生も同じことを言っておりました。
(というか、彼の言葉をかなり借りて話しております(笑)パクってすみません)
まあどんな天才でも、結構やっていることは普通で、
重要なのは自分を見失わず、ストイックにやれるかどうかなのですよね。
ただやっているからいいやってならないでくださいね!
うまくいくことを心からお祈りいたします!
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