実のところ、私は来年動きを少々小さくしようかなと思っています。
というのは、今年はあまりにも生徒を持ちすぎて、
相当首が回らず、生徒任せにした部分が多々あったように思います。
ただ、今年は優秀な学生や根性がある学生が集まったので、
それでも正直うまくいっているように思いますが、
自分でなかなか動けない学生がかなりヒーヒー言っております。
ただ思うのは、私はどの立ち位置にいる人たちをちゃんと救わなければ、
そんな大げさに言わなくても、手を貸してあげられるのだろうかと考えると、
やはり、「目標を達成したいんだけど、なかなか一人じゃできない
または一人でできるがより最強なサポートがほしい」という心がある生徒を
助けたいなと思います。
しかし、ここ最近、復習がおろそかになっていることが目につきます。
特に学習習慣がない学生や、基礎の基礎を行う学生は、
「復習をしてね」というと、問題を一度や二度繰り返して満足している
という具合で、結局何度も何度も同じ問題を繰り返して、
時間を無駄に使うことが多くなります。
このループの頻度が高くなると、私はこう思ってしまいます。
「うーん、あれだけ指摘しても平気で直せないのは、
本人にやる気がないからなのか!?」と。
口だけで「やる気があります」と言ってきた学生をたくさん見てきましたが、
それを実行に移して、相手に「こいつはやってるな」って
思わせてくれる人は少ないです。
要は口では何とでも言えるわけです。でも、私は「やった、やった。」
「できるようになった」ということを強調したり、
自分のいいこと(都合がいいこと)ばかりしか言わない学生を
正直好みません。
それは、「学生や学問に触れる者は常に謙虚でなければならい」という
学生や学習者における基本理念に反していると思うからです。
本当に勉強をしている学生は、第一に「ここがダメだから、改善する余地がある」
ということが第一に出てくるものです。
つまり、真の学習者は悪いところをどうしようかという疑問点を
解決しようとする方が先にくるものなのです。
だから、2度も3度もダメだったということを平気でほったらかしにしていることを
本人は恥じてください。親御さんはそれを指摘してください。
そして、講師はそれを指摘すると同時にどうすればいいかという解決策を練ってください。
(私自身にも言い聞かせているつもり。)
そこのところを、学習者も親御さんも、そして我々講師も忘れないでほしいです。
間違いを減らそうとするために、常にやったことを忘れないように
学校やおうちでふと思い出せるようにする(意識的にする)のが
忘れないための第一歩です。常に勉強していたことを学生は考えてください。
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>「学生や学問に触れる者は常に謙虚でなければならい」という
>
>学生や学習者における基本理念
これのなんと難しいことか。
僕の場合、謙虚であろう、謙虚であろうといるつもりでも卑屈になっていたりします。
これは自身やかつての生徒たちを見ていて感じるところです。
その結論として、結果には堂々とするよう伝えることにしていました。結果にまで謙虚になると、負かした相手の全力を非礼で返すような感じがします。
むしろ相手の負けん気を呼び覚ますような堂々した態度を…と思うのですが、僕は根が卑屈なのでうまくいきません(笑)
けどその言葉をうまく受け止めてくれた生徒が大変な大物になってくれています。先日話していて感嘆しました。成長した姿を見るのはうれしいものです。
おっしゃる通りです。謙虚であることがいかに難しいか。
私もまだまだ修行中の身です。
私も低いレベルですが、知っていることでも
「まだまだ説明が十分なレベルじゃないから学習は必要だ」ぐらいの
謙虚さを持つを実行しています。ただ、私も学生もなんだかんだで、
そのおかげかはわかりませんが、何かを調べる作業は苦にならなくなりました。
極力謙虚にガンバロウという精神を無理やりつくったことで、
知的好奇心が高まった気はしております。自己満足ですが(笑)
> >「学生や学問に触れる者は常に謙虚でなければならい」という
> >
> >学生や学習者における基本理念
>
> これのなんと難しいことか。
> 僕の場合、謙虚であろう、謙虚であろうといるつもりでも卑屈になっていたりします。
> これは自身やかつての生徒たちを見ていて感じるところです。
> その結論として、結果には堂々とするよう伝えることにしていました。結果にまで謙虚になると、負かした相手の全力を非礼で返すような感じがします。
> むしろ相手の負けん気を呼び覚ますような堂々した態度を…と思うのですが、僕は根が卑屈なのでうまくいきません(笑)
> けどその言葉をうまく受け止めてくれた生徒が大変な大物になってくれています。先日話していて感嘆しました。成長した姿を見るのはうれしいものです。