最近授業が多くてうちのことがあまりできませんでした。
洗濯も簡単なもの以外はクリーニング屋さんにお任せしていたほどでした。
もちろん、掃除はできなかったのでカーペットは汚かったのですが…、
1週間掃除しないと豚小屋状態ですよね。
さて、汚い空間で勉強することができるでしょうか。
答えはNO。それは気が散ってしまうため、
また何がどこにあるかわからなくなってしまうためです。
我が軍の男子生徒の多くは結構ひどいです。
そのうちの一人はほぼごみ収集所状態で、先日私が耐えられず叱責しました。
まあどこになにがあるかわからなくなったり、
復習したものとかもどっかいっちゃいますもんね。
もはや復習したことなんて忘れているでしょう(笑)
本棚も実用的というか稼働率が高くない状態はダメです。
せめて、科目ごとにセクションを決めて奈良場てほしいところですね。
頻度が高い順に並んで並んでいたら完璧です。
私の本棚も本が多すぎて美しいとは言えませんが、
どこに何があるかは大体わかっております。それぐらいのことはしましょうね。
そう、このごろ自分の管理ができない中学生が多いです。
管理というか、そんな大そうではないレベルの
自分のテキストの整理や、スケジュール管理等が
できない学生が非常に多いです。
私は、この問題は中学受験の弊害だと思っております。
中学受験の多く、いやほぼ全員が親御さんの管理下でやらされており、
スケジュール管理はすべてお母様かお父様、
それにまかせっきりで言いなりになってやっているので、
私が求めている自発性はなかなか育ちません。
与えられることはやれても、そうでないと何もできない学生が出来上がっております。
もちろん、中には中学生になったんだから、高校生になったんだから
自分でできるようにしようとなり、試行錯誤を経て、
しっかり管理できるようになる学生もいますが、
多くの中1・中2はそれができません。そのまま高校生になって、
その習慣が抜けずに、いつもギリギリになってお勉強をするといった学生が
最終的にセンター試験で、
例えば英語のスコアが120点ぐらいで、国立に行けずに泣き崩れるわけですよね。
そして、厳しいことを言いますが、
その大半が浪人をすると決めて、1年頑張って自分でやると宣言しても、
スケジュール管理の試行錯誤、整理整頓の試行錯誤も勉強の中に入ってくるので、
思っているような勉強環境ができあがらずに不本意なまま終わる学生も
後を絶ちません。
「すべては1日の生活にあり」なわけですよね。
日々ちゃんと生活をして、ある程度規律ある癖がなければ、
なかなかでてきません。反復の中から変化と革命は起こるんですよ。
そういうことから考えると、
「掃除ができない」=「自分の管理ができない」=「勉強ができない…」
となるのではないかと思います。
どうか中学生以上の学生さんたち、
少しずつ自分のことを自分できるようにしましょうね。
コメント
コメントがありません。