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雑記

1日にできる量を調べてみるべきだ!【英単語の習得から考える】

ある自己啓発書というか、

勉強法が書かれた本をたまたま手に取ってみたのですが、

やはり成就するためには、同じようにみんな結構意味わからないことを

やっているんだなーって感心しました。


その本には、

2か月で英単語を4000個覚えるというミッションを課していた話がありました。

実は私も同じようなことをした覚えがあります。

私がスウェーデンに留学が決まって、

英語を本格的にやらなければならないとなったときに、

またTOEFLと奨学金試験を突破しようとしたときに、

どうしても1年で2~3万語は英単語を覚える必要があるなって

勝手に思っていました。

まあこの数字の基準は、ある先生が

「英語をスラスラ読みたければ、ネイティブ張りに2~3万は覚えるといいよ」

とアドバイスをくださったので、私もそれを目標に一年頑張ってみました。

しかし、当時からするとそんな数字はなかなか臨場感が湧かないわけで、

「いやー天才ができる技であって、僕にはできるのかねー」

ってう状況でした。

しかし、1年後にストックホルム大学で授業を受けるんだ、そして

英語がわからなかったときどうなるかを想像するとぞっとしたので、

どうしてもこのノルマをこなそうと思いました。

まずは数字的に計算をしてみました。

30000語÷365日=82.191……

ということはおよそ1日82個覚えれば、

1年で3万語は1周できるってことがわかりますよね。

しかし、1周では間違いなく取りこぼしが無数に出るので、

1年で5周できるようにしようと考えると、410個を

1日に覚えなければならないって計算になりますよね。

この数字を見た時には、「はっ?さすがに無理でしょう…」

ってなり、どうしようと悩んでしまいました。

しかし、若い時の勢いは怖いもので、やってみなければわからないと思い込み、

そこでとった行動は、とりあえず

1日にどれだけ英単語を覚えることができるのかを24時間フルに使って

単語だけ覚えてみました。

もちろん集中力が落ちます。同じことの繰り返しで飽きてきます。

でも、やらなきゃ死ぬと思い込ませてやり通すわけですが、

そこでできたのが意外にも600個ちょっとを1日に覚えることができて、

「あ、なんだ本気出せばできるじゃん!」と自信を手に入れ、

その次の日に、自分の睡眠量とやらなければならないことの量を

すべて差っ引いて、1日にできる量を想定しました。

そこで私がノルマにした数は平日は1日300個、

土日は1日500個(うち200個は平日暗記したもの復習)

と打ち出して、週に新しい単語を1900個、

よっておよそ16週で3万語を1周して、あとはそれの繰り返し。

もちろん、大学3年生のときは塾講師のバイトもすべてやめて、

友達ともあまり遊ばず、ファッションショーだけたまに行って、

とにかく単語と英文と専門書とのにらめっこでした。

おかげで3万手前ぐらいを1年で覚えることができ、

辞書なしで読むことはできるようになってきました。

(もちろんそれでもわからん単語は出てきます。

例えば私が今読んでいる120年前の本に出てくる英単語は知らないものばかりです。)


こんなことをする人は正直ほんの一握りの英語狂か、

私のようなそれほど語学のセンスを持ち得ていない人間がする徒労なのかな

って思っていたのですが、ある自己啓発書を読んでいて

英語ができる人は皆それなりの努力をしているんだなって教えられました。

まだまだ私も自負している部分があり、反省(笑)

世の中、上には上がいることを忘れてはいけませんよね。

私の師匠も同じようにやって、

1日1000個で1年で4万はいけるっておっしゃっていました。

まあ私はその人を人間だと思っていませんが、

(それ以外にも、あと20か国は読み書きできる人間なんですよ…天才だ)

それに近い努力をしている方は意外と多いかもしれませんね。


ポイントは1日に自分がどれだけできるのかを知ることですね。

そこから自分の性格とできる範囲を考えて、

ルーティンを作ると単語を覚える指針ができます。

もちろんこれを他のことにも応用できます。

ただ、これは単純作業に使える業ですので、本を読むことに応用しない方がいいです。

本を読む場合は、咀嚼したい内容があったり、

ゆっくり読まないと内容がわからん場合がありますからね。




もっともっといろんなことを知りたい人は、

これを手に取ってみるといいですよ。

でも、この筆者はもともと結構優秀なんだと思う(笑)



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