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雑記

「まだまだですね」って言葉がほしいね。

先日、河合塾の全統記述模試の結果が却ってきました。

英語の平均点が低く、

わが軍はそれに救われ、偏差値75オーバーが二けた出ました。

いやー、頑張りました。まあ模試で偏差値70取れれば、

私としては満足です。偏差値70を取得した学生は

全体で3~3.5割ぐらいですかね。私の中では上出来です。

しかし、問題なのは偏差値55~60の間にいる学生ですよね。

スコアが低い中で、全国偏差値が最低限キープできてしまい、

数値をみて安心した学生も少なくないと思います。

しかし、ここで安心してはいけないんですよ。

もちろん、「みんなできなかったみたいだね。じゃあ結果的にはよくできたじゃない!」

とうわべでは言っていますが(テンションを下げないためにです…)、

内心はいやいやもっと獲らないとダメなんだよーって思っています。


そこで思うのは、偏差値60後半をとっている学生が嘆いたセリフです。

「いやー、まだまだ自分は甘いですね。もっと頑張らないといけませんね。」

これは日本人特有の謙虚というやつでしょうか。

いやいや、そうとれるかもしれませんが、やはり意識の高さの表れでしょうね。

それなりにスコアを目指している学生・スコアをとった学生は

それでもまだまだ実力が足りないと実感していると同時に、

もっとやろうという意識の高さを持っているんだと思います。

スコアは意識の高さに比例するのかもしれませんね。(というか、するだろう。)


偏差値50近辺をうろうろしている学生の多くは、

まだ自分と闘っていない、または自身の境遇と対峙していないように思います。

周りのことを気にして、「あいつよりはなんとかなったかな……」

周りとの比較論から早く抜け出して、自身との勝負に引き込みたいですね。


こういった精神を作るために我が軍では目標は高めに設定しています。

記述模試だったら150点以上、センター系だったら180点を目標にして、

それを下回ったら、すごく焦るべきだってお話します。

もちろん、偏差値50を超えたことがない学生にそんな酷なことを言いませんよ(笑)

でも、早稲田以上に行きたい、旧帝レベルの国立大学に行きたいとなれば、

この上限をしっかりお話しして、現実を叩きつけます。

そこでしっかり残って勉強している(努力をしている)のが

我が軍の学生だと思います。

今年のわが軍はなかなか現状が厳しい学生が多くいますが、

そういう状況を打破してやろうと努力をするところを見ると、

やはり人間として最低限の尊厳を持っているから、

彼らはまだまだ終わらない!面白い展開をこの近い未来に魅せてくれるよね

って思わせてくれます。

意識が高くなると、吐く言葉も変わります。

「まだまだだね」

テニスの王子様に出てくる越前リョーマ的に言えば、

You still have lots more to work on.

この主語をIに換えて、言い聞かせてみて下さい。

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