最近、AO入試のレポートや志望動機書を学生と一緒に考える作業が増えてきました。
しかし、なかなか自分で書けずにいて、ほぼ私が書いてしまいます(笑)
すみません、落ちたら洒落にならないので、
私が学生の意図をできるだけ多く引き出し、全身全霊を込めて書いています。
そして、やっと25本ぐらい書き終わり、もうひと踏ん張りっていうところです。
(25人ものが書けないってどうしたものか…)
さて、そんなわけで我が軍の…というか、
多くの学生はまともに文章を書くといった機会にあまり恵まれずに、
学生生活を終えるのではないでしょうか。
大学生でさえも論文はコピー&ペーストで処理したり、
偉人の文章を拝借して配合を変えるだけのでっち上げレベルなのは
結構知れた社会問題になっているのではないでしょうか。
うん、まあこれだけ書かずに来れる学生はおそらく日本ぐらいでしょう。
プレゼンをする授業等があると、発表しなければなりませんので
自分の言葉をそれなりに考える作業が多々与えられるのですが、
残念ながら中学・高校の授業にはそれがありません。
それは受験というものがあるせいでもありますが……
だから、知識としてものをある程度覚えることはできても、
(それだってうろ覚えレベルで処理しているからすぐ忘れる…)
論理思考的なレベルでは何も覚えられないし、表現できないわけですよね。
私も高校まではその一人でしたが、
大学生になった時には2年ほど毎週プレゼンをしていたので、
そして、熱心にレポートを自分の言葉で切磋琢磨して書いていたので、
それなりに言葉は出るようになりました。
では、高校生や中学生はどうやったらそれなりに文章が書けるようになるのでしょうか。
これは結構簡単なんですよね、現代の世の中でしたら。
それは、ブログを書くことですね!!
これは日記のように使ってもいいですが、日記として考えるとなかなかしんどいと思うので、
本を読んだ感想や映画を観た感想を書き上げるのはどうでしょうか。
またはある画像やYou Tubeの動画をみて、感想を上げつつ、
そのメディアも紹介するなんていうことをすると
人に読んでもらう!+自分の考えを整理するという2つの作業ができるので、
ノートや、自分が授業を聴いている時の頭の中での活動が
すごくスマートになっていきます。
これを繰り返していくと、活字を即座に処理できるようになり、
言葉がいっぱい思いつくようになり、無意識にメモが増えます。
従って回していた今の神経の半分から4分の3の実力で
ものごとを聞けるようになるかもしれません。
あとは文章の書き方の本でも2~3冊読めば、
それなりの文章は書けるようになってきます。
後は読書量に比例して、書く文章のレベルも上がるというわけですよね。
さすがに、私が書いた文章を読んで、自分なりに質問事項を考えて、
質問対応用の試行錯誤は学生にやらせております。
文章を読んで、自分なりに咀嚼して、少し自分なりに言葉を変えて、
面接で足りなそうなところを補う。ここだけは必ずやらせています。
というか、やりましょうね。
これまでできない学生がいるというのが残念で、
そう言った場合は申し訳ないですが、法外な額で対応するしかないですよね(笑)
ま、万が一いたらさすがに雷を落とします(笑)
あ、とりあえず半分の学生が指定校推薦をとることができてほっとしてしました。
明治法政立教に滑り込んだ学生が多々いました。
正直、模試では歯牙にもかからない学生が
なんとか指定校推薦や内部推薦に食らいつけたので本当にほっとしています。
しかし、これは学生にとってためになりませんので、
これから親御さんとどうやって大学生になるまでに
その大学に見合った実力をつけるのか、
しっかりお話をして、私なりに課題を出すことする予定です。
私の仕事は、生徒が大学生になっても、一人で何でもこなせて、
大方のことには困らない学生を作り出すこと。
そのモットーでやっている部分があるので、
大学合格=すべて終了とは行きません。
今年は特にこのプログラムに時間をかけたいと思っています。
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