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雑記

学生は細かいことを気にするよりも、たくさんこなしてほしい!

ここ最近、模試の英文を読んで是非を問われることが多いです。

例えば、「この問題の答えって該当なしじゃありませんか」とか、

「この英文の和訳ってこうじゃないでしょうか」とか、

「実はこの選択肢の方が正解じゃないですか」とか、まあいろいろあります。

まあ明らかに違っているものを選ぶのは訂正しなければなりませんが、

けっこう微妙なのが多くて、全入試問題の5%ぐらいは

判断が付きづらい問題も存在するのではないでしょうか。

特に記述系の問題に対する答えは、これしかないっていう解答はなかなかできないで、

結構困ってしまいます。

そう、そこで最近よく聞くのは、「ネイティブだったらこう言わない!!」

というガチの生きた英語や、ガチの英語学や活用辞典等を用いた根拠を

持ってきながら、妥当かどうかという議論です。



うーん、先生の中では必要ですがね。私も指摘されると、すごく勉強になるし、

「うん、僕もネイティブに聞いたり、調べてみよう」となるのですが、

これは学生に対してはなかなかそこまで細かく言わなくてもいいと思っています。

要は合っていればというか、「最も選択肢の中で適切なものを選べ」ってことなので、

また、その限られた解答のなかで最良なものを選べばいい問題が大半ですから、

そこまで細かく考えずに、とにかく量をこなした方がよいでしょう。

残念ながら、大学の先生が創っている問題なわけで、

間違いはありますよ。たとえ、ネイティブ・チェックが入っても、

選択肢まで細かく見ない時もありますよね。

やんわり行きましょうよ。

もし間違えていたら、

「それはこうではないか。検討してみないか?うん、そうしよう」で

一緒に歩んでいけばいいわけですよ。

私なんて授業中にそんなことがあります(笑)

毎回読み込んでみても、毎回同じ印象で英文が見えるないときだってあります。

カラマーゾフの兄弟を3年おきに読んでいったら、

自分の解釈が少々変わるのと一緒です(笑)

それよりも、長文を読んでかみしめつつ、たくさんやる時間をとる方が重要。


私も今回の一連の流れで、やはり授業前の予習は

今指導する側になっても必要ですなと再認識しました。

引き続き、いろいろ検証していろんな先生と議論してきます。

私はここ2年で仕事場が変わってから、充実しています。

動ける人ばかりが集まるっていいですね。本当に風通しが良いです。

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