さて、再来週ぐらいに医学部のAO入試が始まりますね。
最初は金沢医科ですか。今年は推薦入試を受ける学生が多いのですが、
是非ともこの一瞬にかけてもらいたいです。(一般じゃ厳しいので!)
そんなこんなで頑張っている学生たちですが、
もう10月なので私も結構現実をぶつけて、
今のうちに学生をへこませて、彼らに勉強してもらおうと思っております。
それを学生に伝える時に、私はよく理想像の話をします。
あくまでも理想ですので、そうなってない人が大半な像を話として出します。
まあ中にはそういう像を出したら、
「私もそうなるぞ!」と言いながら勉強する学生もいるので、
そこに期待を込めながら彼らに伝えます。
そこで、私はこの時期にどんな状況であるといいのかを書きます。
英語がどの時点まで出来上がっているかを中心に言及します。
1、文法事項は8割方終わっている。そして、文法説明がなんとなくできている。
またはNextStage系の問題集を3周は終えている。覚えているレベルまで。
2、長文の問題集を2冊ぐらい終えている。しかも、ノートも作ってある。
3、単語帳はとりあえず2冊を一通りやってあり、1冊はほぼ完ぺき。
2冊目は半分ぐらいいっていたら十分。
4、国・数・英のうち、2科目は偏差値で65以上。
5、理社は教科書レベルまでは終えている。
6、第二回の全統系の模試で偏差値65をたたき出している。or
センターマーク系で8割が見えている。
7、彼氏彼女はいない。or話し合って距離を置いている。
8、質問する先生が決まっている。
9、指示を10月の時点でいただき、それに実行する準備が整っている。
(赤本とか買ってある、問題集を1冊増やすかどうかなど)
10、朝型の身体にし始めている。同時に食事もしっかりとれている。
ここまでできていたら大丈夫。まあ7つ以上であればほぼ合格ですかね。
旧帝や早慶、私立医学部でもなんとかなるレベルだと思います。
東大は偏差値の数値に+5ぐらいですかね。
まあ旧帝の最低ラインでもこれぐらいにはなっているでしょう。
(平均的にバランスが取れている学生が!ってことです。
数学とか英語とかがずば抜けているっていうのは抜きですよ。)
まあ何を基準にしたり、何を目標にするかでまた変わってきますが、
これぐらいまでやっておけば、少なくとも英語で足を引っ張ることはないでしょう。
しかし、こうなっている学生は意外と少ないですよね。
でも、英語の観点からすれば、他の科目をこなしていたとしても、
緻密に勉強すれば1年と半分あればこのぐらいにはなれると思います。
勉強量も必要ですが、こう言った目標が設定できる力や、
その目標設定に合わせて、アドバイスできる人が近くにいる・または出会える力も
実力の一つかもしれません。
まあいつものことですが、あくまでも目安ですよ。
もちろんこれより上回っているべきだという人もいるでしょうし、
(もしそうであるならば、すげーなって思いますが……)
それよりも下回っていても何とかなる人はちらほらいます。
スタンダードを完璧に言うのは難しいですが、
これぐらいの目標を掲げていたら、ちょっとやそっとじゃ負けないとは思いますがね。
我が軍の学生はこういった学生像をもって、死ぬほど勉強しています。
本当に最近の生徒の目の輝きは素敵です。
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