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雑記

信じてやっていれば、それはいつか返ってくる。

昨日、お知り合いのマッサージ屋さんで、

私の身体のメンテナンスをしておりました。

そこの店長とは名古屋に来てからもう5年ぐらいお付き合いで、

私のヤバい体にいつも「充実」を与えてくれます(笑)

仕事ができるのは、この方のおかげかもしれませんね。


さて、施術中にお話ししていたことを少々。

店長さんがこんなことを言っておりました。

「私ね、小さいことを言うかもだけどね、

最近自分が好意でやっていることが返ってこないと、くそーって思うっていうか、

うーん、残念だなーって思うことがあるんですよね。」


私はこの発言を多々聞いてきましたが、やはりわかりません。

だから、「僕は実はちっともそう思わないんですよね」

って言いました。

うーん、これはおそらく商売をやっている人の感覚なんでしょうね。

もちろん全然思わないというわけじゃないはずなんですが、

家庭教師や予備校でやっていて思うことは、

「私が生徒をできるようにした!!」っていう自負心以上に、

「お前ができるようになるように僕はそばにいただけ。」

ってスタンスでやっています。

勉強は誰かがいたからできた部分は結果的にそうだったってだけで、

そのプロセスを作ったのは勉強をやっている自身だと思っています。

だから、勉強をやっていた学生に言うことは、

「お前ら、僕がいたから勉強ができたなんて、口が裂けても言わないでくれ。

そんな格好悪いものほどこの世にはないんだよね。

勉強ができて結果を出したのは、自分のおかげ。

僕はその結果を次の年の実績としてお借りするだけですよ(笑)

そういう心は秘めておいて、僕に死んだ時の墓前ででも聞きますわ(笑)」

って言っています。


勉強をするってそんな感じだと思っています。

所詮最後は自分でなんとかしなければなりません。

どんなに素晴らしい先生がいても、合格百中と言われた講師に教わっても、

本番でその先生たちが横にはいないのですから。

感謝されてできるようになったら、予備校講師なんていりません。

仏壇に林修先生や安河内先生の写真でも掲げて、

お経を唱えていたらできるようになるかもしれません。そんなものです(笑)


そして、何より、私がこうやって教えていて、

直接的に見返りが返ってこなくても、全く別なところから見返りがあると思っているので、

それを信じてというか、何も当てにせずに

自分でできるような力をつける努力を日々しております。

まあ実際に、自分を自発的に予備校等で売り出してみたら、

結構話はそちらからやってくるものです。

問題集の編集や、解答執筆等、添削などいろいろやらせてもらっています。



何か商売でものや技術を売ったりする感覚ならば、

なんか見返りがあったらいいなーって感覚は求めるのかもしれません。

しかし、知識を切り売りする場合は

それを第一主義に考えてはいけないですよね。

(それでも私の授業料は高いかもしれませんが、

勉強してどう人生を送るかまでは必ず養います!あと、謎のサービスも多々あります。

あと、やはり一人でやっているので、人数を制限しないといけないために、

この授業料にしている部分があります。)


でも、どんな商売でも考えていなければいけないのは、

そして家庭教師という稼業とそれが共通することは、

「きっとどこかでいまやっていることが、その人に返ってくるから

自分が正しいことを自信をもって行う!!」

ってこと。そこの部分ではマッサージの店長と一緒だったので、

そんな帰結をしながら楽しくマッサージをしていただきました。



勉強もそう。好意と一緒で受験で結果を求めることばかりするよりも

(もちろん重要なことで、求めるのは当たり前なのだが)

これはいずれ知識の自分の骨となり肉となるんだって

思ってやってください。万が一、受験で失敗しても、

その知識は絶対に無駄にはなりません。

だから、損得勘定で考えずに

それを信じて一生懸命勉強をしてほしいなって常々思います。

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