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雑記

明らかにできないことは「言わない」・「しない」

今月はまた生徒と面談をする時期となりました。

記述模試が終わり、予想スコアを出し、今後の展望をお話ししています。

とはいえ、今回というか今年の学生はとにかく夏を満足なものにしなかった学生が多く、

あまり進展的な話にはならない感じなのが残念です。

中にはものすごく成績が伸びた学生もいます。

そういう学生にはもう次に何をすべきかをお話ししていきますが、

さて、今回何もしなかったというか、

あまり行動が芳しくなかった学生たちに何を促す必要があるのか

これを考えてみました。

それで、英語ができない学生に九通してできないことが1つわかりました。

それはいろいろある複数の課題を5か月経っても

1つも完遂できなかったということです。

とにかく中途半端。周りばかりして、

自分は進度が進んでいる、相手は進んでいないから大丈夫という

心理が働き、とにかく自分の意志で何もできるようになっていませんでした。

まあ無理難題ではないのですが…

テキスト一冊読了と、授業でやった問題の復習だけですからね。

非常に残念です。ただそう悲観視ばかりしていられません。

そこで私が思い切ったのが、

無理な計画は「しない」・「言わない」、

すなわち、できないことは「しない」・「言わない」。

例えば、今回の場合、

5か月で1問題集(文法1500問ぐらいのもの)を1周できなかったわけで

(本当にこれはダメだと思う。上位大学に行く資格がない。)

これを勢いであと1ヶ月で「終える!!」ということを言わせませんでした。

すべて、日割りして、自分の実力に相応させてブランを考えさせることにしました。

そのためにまずは「今できること」と「今はできないこと」を

はっきりさせるように促しています。

そのことだけわかれば、大体の指針とやることは見えてきますよね。

これは大人になってもそういう人が多いんですよ。

ある予備校の人間がこんなことを言っていました。

「独自で相対的な実力分析表を作ろう!」とか言うんですよ。

これって要は河合の模試や駿台の模試で渡される個票と一緒で、

それを独自で分析して作ろうと言うものなんですよ(多分)。

でも、すでにあるものや明らかに河合等の個票のが優れているのがわかっているのに、

そして一番突っ込みたいのですが、そんな壮大な作業を短時間でできるわけがないのに

それを口にするのは非常に愚かとしか思えません。

ロマンじゃないんですよ、受験は。空想的すぎる。

(私が「できないんじゃないか」とぼそっていってら、その人は本当に怒った…

非常に器が小さいと思った瞬間でしたよ。)


そういうわけがわからんことを言わないで、

根性論全開でものを行わないように、今はしっかり道付けしてあげるのが

私の使命な気がしています。

というわけで、今月の私は少々ハードモード。

どれだけ罵倒して、そのあとの褒めちぎりをするかが私の任務。

このせいで私は胃が痛くなり、下痢をしております(笑)

(汚くてすみません…(笑))

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