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雑記

この時期に言ってほしくないフレーズ(9月以降)

英語に関してこの時期にこんなことを言っていると

うーん、合格はなかなか難しいぞってフレーズを上げてみます。


1、「10月入るまでには文法を終わらせますから!!」

これはあまり期待できません。

我が軍では毎年受験生には9月までに文法を8割から9割方完成する努力をしましょう

と推奨しているのですが、この時点で出来上がるのは毎年6割から7割です。

できない学生は他の科目で補正をかけるように促し始めます。

それを脅しでいうわけですが、そのあと大半の学生が言うのがこのフレーズ。

そう、英語の勉強ってしわ寄せながらできるようになるはずがないのですよ。

しかも、1ヶ月でできあがるならそんな5か月も猶予を上げていませんって!(笑)

そんなことに気づけない者は悉く1月でグダグダになります。

本当に目標が達成できない時は、それを最低限何とかできるように

修正をかけるべく近くにいる先生にご相談をするべきです。


2、「いつまでたっても品詞(自動詞・他動詞)がわからない!」

これもよく聞くことなのですが、

これも英語の勉強をしっかりやっていない証拠。

これを分からずに

よく「英単語帳は覚えたのですが……」と一部の学生たちに言われるのですが、

例文を読んでいないのが見え見えですよ。

1文の中でいいから意味を考えてわかるレベルに一度でも達成したら

覚えたと自負してほしいですね。

こういう甘さからやっているぞアピールをするわりには

この「品詞・自他動詞の識別」の無理解を棚に上げてきます。

品詞を覚えるためには、精読が不可欠です。

精読しながら学習して英単語を覚えることこそ英語の学習の第一歩。

この時期にこの話はしたくないというのが本音ですよ。


3、「参考書を変えたほうがいいですか?」

参考書は浮気してはいけません。

もっと早い段階で浮気をするべきですよね。

せめて夏前にやるべきものを吟味して、情報を集めて準備するべきですよね。

この時期になると、結果がほしくなるので即効性があるものをほしがるのですが、

それでやりきったといっても何にもなりません。

まずあるべき問題集を1冊やりきる忍耐力をつけましょう!

そのあと新しい問題集に移行するなり、単語帳を読み直してください。



えー、マジでそんなことをいう東大受験・早慶受験・医学部受験の学生なんているのか。

こう思った人はまあ最低限勉強して来ているのではないでしょうか。

(まあもちろん最低の最低の最低限ですよ(笑))

引き続き高いレベルで頑張ってください。

でも、この類の学生は少なくないのは確かです。

期限を守ったり、目標をある程度掲げて頑張るなり、

これぐらいはできるようになってほしいですね。

是非ともこの9月を生き抜いてくれることを私は願うばかりです。

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