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雑記

英語はスパルタ気味で覚え、教えなければならない。

村上春樹が「やがて哀しき外国語」の中で、

スペイン語の教室の話を介しながら、言語教育におけるスパルタを少々話しております。

これにはまったく同感で、言語はスパルタよりにやった方ができるようになります。

私も英語はスパルタ的に叩き込まれたようなもので、

正直手取り足取り教えていただいたという経験はありません。

私の師匠である諸坂成利先生から教わった文法構造は

「現在形には一部始終の感覚の意味があるんだぞ!」ってことを

1時間じっくり事例を出していただきながら

他の時制とともにお話をいただいただけで、

あとはもっぱら「英単語」、「速読」、「海外に行け!」と

捨て台詞のように言われていただけです(笑)

まあもちろん英語の以外の話に魅力を感じてついていったのですが、

私がもし「どこで英語を覚えたのですか」と聞かれたら、

私は迷わず「諸坂先生とお話をしているうちにできるようになっただけです」と

答えるでしょう。

そうなんですよ。英語ができる人って、

英語の文法を知っている感覚ではないのですよね。

英語が熱心に読めるようになるために努力する人しかできるようにならないんですよね。

つまり、自分のなかで必要性を感じないとできるようにならないわけですよ。

必要だと心底思わなければ、言語っていくらでもいい加減に覚えることができるんですよ。

そして、話すだけとか伝えることを重視するだけだったら、

いくらでも適当でもコミュニケーションがとれるんですよね。

だから、私は英語の先生の立場にある以上

好きかどうかよりも、英語をやらなければならないので

言われたことをしっかりやりますという学生を歓迎しています。

無駄に言い訳する人や、

やるべきことから逃げる人はどうぞできなくて結構と思っています。

そうでなければ、いつまでたってもできませんのでね。


好きか嫌いかで判断しないでください。

科目はやるかやらないかでしっかり選んでください。

英語は残念ながら大方逃げることができないので、

苦手な人は諦めてどうすればいいかよく考え、小さな努力を重ね、

動機づけを強めてください。英語は、英語のことを思えば思うほどできるようになります。

そう、英語という科目は素直な性格です。

そんじょそこらのひねくれた女子や男子とは違いますよ(笑)

さて、9月も頑張りましょう!

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