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先生、読書がしたいです……

ある学生が本を読みだしました。

彼が手に取ったのは、フランツ・カフカの『変身』です。

なかなか難しい本を手にしたじゃないかと彼を皮肉ってみました。

しかし、彼は次のように言いました。

「だって先生はよくカフカの話を事例に出すじゃないですか。

さすがに読んでみようと思いましたよ!なんかバカにするしさ(笑)」


さて、私の授業ではよく本を紹介します。

そして、本の内容を話しながら「世の中のためにこういうことを考える人がいる」、

「あんなことを考えている人がいるが、みんなはどうする?」と

よく脱線して話を振ります(笑)

まあ最後はなんとか英語の話につなげるという力技を使いますが……

(収拾できないことが多いです。学生たちよ、ごめんよ(笑))

しかし、私は英語を教えるだけで、英語が上達するとは思っていません。

英語を読みまくっていたって、内容がどんなものかイメージできなければ、

読んでいる意味はないと思っています。

英文を読むためには最低限の読書は不可欠だと思っております。

そのエッセンスとして、私は様々な本の中で1冊でもいいから受験期に

本を手に取って、「本って面白かった」と思ってもらうために

本の紹介と英語につなげたお話をしております。

ジャンルは幅広いです。AKB48やガンダムといったサブカル的な話から、

トインビーやタルドといった歴史学や社会学の話をしたり、

芥川や太宰や鴎外といった日本の文豪の話をしながら授業をします。


今回は本当にうれしかったです。その生徒とカフカの内容で

意見交換をするまで読み込んでくれていて、

さらに驚いたのは

「やっぱさすがに高校生で読書0はまずいでしょ。

まずは先生がお勧めの本を読んでみることにします。」


こうやってまた鋭い学生が生まれるのがわくわくしますねー。

読書もいいけど、英語、もうちょっと頑張ってね(笑)
cancan
Posted bycancan

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