先日、熱烈なオファーをいただきました。
「私は秋田のある高校の学生で、以前の特別授業の時の内容がとても有意義だったので
是非お伺いしたいのですが、夏だけでも名古屋か東京で指導していただけないでしょうか?」
「大阪から先生の授業を目当てにオファーがきておりますぞ!」
今年はこんな声を去年以上にいただき、うれしさのあまり泣けてきます。
こんな学生の声を聞いてしまうと、しかも一部は人伝えで聞いてしまうと、
私も非常にうれしいですし、スケジュールを意地でもあけて授業をしたくなってしまいます。
しかし、今年はすでに80人の生徒を持っている大所帯。
なかなか時間の合間を縫っても、時間と場所の関係上、
スケジュールを合わせるのは難しいですね。
なんとか、違う形でサポートできればと思っております。
今年は指導できない学生も多いので、そういった学生のために勉強のプランや
ここまでやっておくといいですよーっていうプランも提示しております。
まあ本来は授業よりも、
そういう指南をいずれできればなって思っておりますが…(笑)
(私はあまり手取り足取りの授業をしたくないので、
どちらかというと、
打開策を提示するといったコンサルタントや
プランナーも兼業できるような講師でいたいのです(笑))
おそらく私は授業に関する考え方が他の講師と少々違うかもしれません。
大半の予備校講師さんは、
「俺がいれば大丈夫!俺が何とかしますから!俺の言うことだけを聞けばよい!」
といった、オレオレな意思を全面にぶつけた授業をしてきます。
まあそれでもいいのですが、それは勉強をしようということを意識した学生よりも、
「短期間でもなんとかなるかな?」といった勘違いした学生が多く集まります。
もちろん短期間でなんとかするのも講師の技量ですが、
学生に努力はしてもらわないといけないので、
生徒を講師に依存させてしまうような指導、つまり過度なオレオレ思考型授業は
一時的にはよくても長い目でみたら学生をダメにしてしまいます。
私は「オレオレ」的なオーラをそこまで出しません。
ご依頼をいただいた方はわかると思いますが、
私は平気で「近くにいる実力のある他の先生にみてもらった方がいいかもしれません」
と提案しますし、自身で無理をかけることはしません。
それよりも生徒がどういう状況で、どういうニーズを求めているかを考え、
私がそれにしっかり応えられるかを考えながら授業の依頼を受けているつもりです。
そして、私の一番のスタイルですが、
「わかる人にわかってもらえれば、聴きたい人が聴けば、
その生徒にとって私がやっていることが意味あるものだと感じてくれれば、
それでいい!!」って気持ちで授業をやっています。
容赦なく私は雑談を差し込みます。(エッセイ調で即興で勉強に意味あることを話すつもり)
私からの問いを受けて、
学生たちは授業でその問いに取り組むことが多いかもしれません。
というわけで、
授業内でたくさんの問題を消化することのみを意識したような授業を
私はしておりません。1コマの授業で文法問題を50問やれるときもあれば、
20問しかやれなかったってことも少なくありません。
こんなスタンスでやっているので誤解も多いですが、
私はそのスタンスを変える気はありません。
そして、次のことが私が一番言いたいことです。
「授業は詰め込む場ではありません。授業は答えを聞きにいく場ではありません。
そうではなくて、授業は問題を自分で何とかすることを考える場です。」
日常生活に密接した話をして、そこからこうやって英文を読んだり、
日本語文を読んだり、行間を読み取ったり、人の心を読み取ったりする
力をつける場として、私は授業の場を創り出しています。
だから、私の周りにはうれしいことに
本気で勉強をする学生が結構集まってくるように思います。
目先の結果だけを見ている学生は、たとえそれが優秀な学生であっても
私の前には残ってくれていないでしょう。
でも、それはそれでいいのです。
そういう学生にはそれなりの目標があるので、その通りやってくれたら、
それは私にとっても幸せです。そういう人生を謳歌するべきだと思います。
というか、目先だけに猪突猛進できる学生は、自分がそう思ったことが自身でできるので、
私の授業を受ける意味は絶対にないですよね(笑)
相変わらずまた夏もゆるシャキな感じで授業をしていきたいですね。
我が軍の学生たちよ、このノリについてきてくださいねー♪(笑)
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