進研記述模試を今年は受けさせたのですが、
なかなかの高得点をたたきだしてきた学生が多かったですね。
10人ほど150点から170点近辺のスコアをたたき出してきました。
いやー、あっぱれというか少々安心しました。
勝因は英作文と記述事項のスコアの差ですね。
ハイスコアの学生はとにかくよく書けていました。英作文で「満点じゃないか?」
という評価を上げたのも、今年で初めて出ましたね。よかったです。
しかしながら、スコア的に不安要素全開な方もたくさんいました。
正直言って、1科目の問題ならまだしも、
複数科目の問題があればかなり危険信号の学生が多いです。
特に医学部志望者には強いお灸をすえなければなりません……。
さて、そんな学生のミスの共通点があります。
それをを少々挙げたいと思います。
今回多かったのは、英作文での時制の一致のミスと、
三人称単数の付け忘れ、そして大文字とピリオドの付け忘れですね。
つまり、
英語ができない学生の共通点の一つは、「注意力を欠く」という点ですね。
こればかりはもう困ったもので、どうやって直すかはもはやわかりません。
強いて言うならば、書かせる作業をすることと、
延々と指摘し続けるしかないでしょうね。
しかし、延々と指摘しても(2~3回ではなく10回とかのレベル)
修正できないのであれば、
私的には、もう手の施しようがありません……。
かなり呆れてしまうのが私の本音です。
まずは中学校で指摘されるようなことは必ず書き終えた後に
気づくような配慮はする努力をしてほしいですね。
(そのレベルを毎年医学部に合格させる最低限のレベルにもっていく私が
正直すごいと思ってしまうのですが(自画自賛(笑))、マジで大変です。)
そして、もう一つ重要な共通点なのですが、
英語ができない学生はとにかく「不必要なことを書く」のですよ!
これもやめてください。
「家のなかにおける空気感染」といったような答えをいきなり
「一酸化炭素中毒」と、あたかも一番あり得そうなことを飛躍させて解答に
載せてしまうというものがあったのですが、もちろんバツです。
英語で書いてあるものを極力無理ない解釈をしなければ、
受験や資格試験ではスコアになりません。というわけで、
書いていないことを推測して載せながら解答することはやめましょう。
それは採点者からすれば、「自分は英語ができないんですよ」
っていう、暗に「できないアピール」となっているので、
お気を付け下さい。なさけで点数はくれませんよ(笑)
あとは「なぜ?」と聞かれているのに、
「~ということ」と帰結してしまったり、
「何か?」と聞かれているのに、
「~です」と文章で終わってしまうといった初歩的なミスを
連発していました。
まあこういう学生は設問文をちっとも読んでいないわけですよね。
とにかく、こういったミスを連発するようではもう論外です。
何とかしよう、スコアを取りに行こうということよりも、
よく問題を読み、全部解き抜くぞっていう力を知ることをお勧めします。
そんなことも含めて、英語が苦手な人は、
ちゃんと英文を読み、ちゃんと自分なりに答えを出してください。
それからすべてが始まります。
模試の復習をしてください!
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