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慢心をなくせ!

私は毎週土曜日に小テストを行なって、

一週間の進度を確認するようにしているのですが、

新学期突入からここまで10回こなし、

いろいろ学生の苦手な分野がわかってきました。

読みは完ぺきなんだけど、

日本語から英語に指定されたカッコの範囲があるとわからない学生、

文法はできるが長文が読めない学生、

基礎分野がわかっているが応用できない学生……

とまあ挙げるとキリがないのですが、いろいろな弱点が見えてきます。

しかし、そんな採点をしながら生徒の実力分析をしていると、

ある生徒が私の下にやってきて、スコアをみてこんなことを言っていました。


「えー、先生、私ピリオドがないことで減点されなかったら、

結構まともなスコアじゃないのですか!英語、できているってことですよね?」

えーと、その生徒は今回二度目のピリオドなしの指摘です。

2度ピリオドをつける習慣がちっとも身についていないということは、

今までもいろんな知識を「うっかりミス」として捉えて、

流してきた証拠です。

ピリオド一つまともにつけられないなんて、私からしたら英語ができるうちに入りません。

だって、文豪が日本語の文章を書いて、句読点を付け忘れるとか、

効果的に文を切ったり、終わらせられないということがあるでしょうか。

いや、絶対にありません。

「ピリオド一つなんだよ!?」って思っている者は

そういう慢心から、いろいろなものを失っていることに気づいていないので、

きっと後からもっと重大なミスを犯します。


またこんな学生もいました。

「僕って前よりもできるようにはなってますよね?

みんなはどれぐらいですか?あ、みんなとそんなに差がないからいいか!」

これはもっと危ないです。

まず、常に過去との比較論でものを考え、自分ができるようになっていることを

常に確認し、些細な実力上昇でも「大きな進歩」として捉えてしまう。

これが慢性化すると、自分に甘いので実力が大きく向上しません。

また周りとの相対論を展開する場合、

周りがとびっきりできる学生でない限り、成長は消えてきます。

そして、頑張ろうとしなくなるので、やはり相対的な判断ではなく、

自分自身との闘いをしてほしいですね。

そして、自分自身に対してものすごく辛口に評価してほしいですね。


とまあ事例をいくらか挙げましたが、

共通することは彼らにはまだまだ慢心があるということです。

これで実力が伴っていることが証明できていればいいのですが、

残念ながら彼らはセンター形式の問題でも、100点を越えるかどうか

という学生たち。変に慢心がある学生は、申し訳ないが、

センターで言えば120点の壁を越えることはできません。

それだけ知識をとりこぼしますし、読みも粗くなるので

長文でも点数を落とします。

こういった慢心を消すためには、常に

「自分はまだまだ不十分。そらでいえるまで確認をしつづけよう」

ってな感じに神経が回るようになってほしいですね。
cancan
Posted bycancan

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