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基礎から応用へ変わる瞬間っていつなのか?

こんな問題を生徒に出してみました。そんなに難しくありません。

It is no ( ) having the dictionary without know how to use it.
1、vain 2、good 3、used 4、convenience

これを難しいと思った場合、生徒の中に2パターンの不安が予測できます。

1つはIt is no use ~ing「~しても無駄だ」を知らないパターン。

もしくは、useのところをusedでも同じではないかと勝手に思えてしまっていること。

もしくはuseはgoodで書き換えることができることを知らないパターン。

これらをまとめれば、「ちゃんと覚えていない」パターンですね。


もう一つは、It is no use ~ingを覚えていたとしても、

convenienceやvainといった、「無駄」や「都合が良い」といった

文章にあいそうな周辺の単語に惑わされているパターン。

これもまとめてしまえば、ちゃんと覚えていないと言えるわけですが、

少々質が違うと思います。

後者のパターンは覚えている前提で迷った可能性が高いです。

なので、vainやconvenienceで間違えた場合、

解いた本人たちに理由を聞く必要があります。

そこでなぜだめなのか潰していかなければなりません。


さて、よく基礎が大事、基礎が大事といいますが、

それだけに固執しているのはどうでしょうか。

基礎ってどこまでやればいいのか。これはある意味英語学習者だけでなく、

学問をやる人にとっての永遠のテーゼの1つでもあるように思います。

私は英語の基礎をどの程度に思っているかというと、

文法書に書いてあることが理解できたり、

単元別に分けられている基本的な問題が解けるかどうかで判断しています。

学校の教科書や、学校で与えられるワークでも基準がわかります。

それに+αして、あっと言わせるような予備校講師の解説が

1声あれば十分だと思っています。

熱心に勉強したり、しっかり抜かりなく熟読して学習している生徒であれば

これに時間を割くことはありません。

応用に移行すればいいのです。でも、間違えないでほしいのは、

私が応用に行って基礎を別に軽視しすることではないということ。

応用にぶつかって初めて基礎の本質に気づくことだってあります。

むしろ、困難な問題にぶち当たって初めて、

「初心に帰ろう」と思うことのほうが多いはずです。

だから「基礎は大切だ」というメッセージは、基礎をやれと言うよりも、

「初心に帰る場所を作ろう」ということと、「間違えたら初心に帰ろう」

という2つの内容だとおもってほしいです。

なぜ基礎が大事なんだ?と思っている人は、

帰ってないからその大切さに気づいていないのです。

お家があることは大事。郷愁に浸れることは素晴らしいこと。

実は「回帰」という行為(現象)は非常に意味があることです。

基礎を侮るというよりも、差異と反復の見極めを侮らないでください。

cancan
Posted bycancan

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