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スポーツと学問は別物

スポーツと受験を良く一緒に例える者がいるが、

それは一見あっているようで間違っていると思う。

確かに勉強において、スポーツから学ぶものは多い。

忍耐力、精神力、そして体力。

これは厳しい部活動であればあるほど、容易に手に入れられ、

キツイ勉強生活を乗り越えることができると思います。

そして、スポーツからその意義を得るように、

そこから勉強の意義を手にして、

今後の勉強にも役立つものを学習者は得ることができるでしょう。

この点では私もスポーツをとことんやってきたときがあるのでわかります。


しかし、受験はスポーツとは違います。

みそもくそも一緒にしてはいけません。

スポーツの場合、根性論な部分を強調する場合があります。

もちろん大事なのですが、スポーツが意味する根性と、

学問を行う上での根性は別物。

私の雑感ですが、スポーツは華やかな時間が少ない分、

集中してしまい、その瞬間しかやり抜かない部分があります。

しかし、勉強は華の時間にのみやるのではありません。

一生を考えながら勉強していかなければならないわけで、

スポーツからのエッセンスは享受できても、一緒に考えてはいけないわけですね。

よく受験の講師は、「とにかく大学に入ってから実力をつけてくれ」と言いながら

テクニック思考へ走ったり、精神論ばかり植え付けて、

次のステップに寸分もつなげずに、高校や大学に放り込む講師が多いです。

こうやって短期集中的にとらえている場合、講師自体が、

「受験は一過性なもので、そこだけできて高等教育機関に送り込めば、お役御免。

俺たちはそれで十分な仕事をしているのだ!」

と考えているのかもしれませんね。

受験をビジネスにどっぷり漬けてみると、

このようにマジック的なものを掲げなければならず、

私は非常に興ざめします。

勉強はスポーツとは違います。別物です。

苦しい部分も含めて楽しいと思えることこそ勉強です。

勉強は「楽しいこと」だと強調するのも考えもの。

それは享楽にすぎず、勉強をしたことがない人間の発言ですね。

そう簡単に「勉強は楽しいですよー」と紹介できるほど、

学問を修めている講師は少ないでしょう。

きついことも覚悟して、それをも受け入れてでも

目標を達成したい、有意義な人生を送りたいという人は、

是非とも勉強の世界へ突き進むといいと思います!


というわけで、

受験を「スポーツ」と深く関連付けて考えると、そのあとの学習に大いに支障が出るので

ものすごく生徒に対してそのように指南してほしくないですねー。

特にスポーツを中途半端にやってきた人や、

スポーツを観るのが好きといったスポーツ素人な講師が

心の底からそれを言ってほしくないですね。

元楽天の野村監督あたりが言えば、重みがあって納得するかもしれませんがね。
cancan
Posted bycancan

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