年末年始大忙しで、更新が滞っています。
年明けは本日から本格的に指導が始まりました。
昨年はさまざまな生徒さんの指導をしてきました。
集団授業も含めると、今年はおよそ50人の学生と勉強してきました。
一人でこれだけもつと考えると、ハチャメチャ多いですね。
さすがに今年は疲れましたし、神経がすり減りました。
こんな経験を経て、思い返してみると
私の授業・指南のクオリティー低下と物忘れの多発が真っ先に思い浮かびます。
どうしてもこの生徒数だと避けられないことですが、
さすがに私がしたいようにならないことが増えてしまい、
それに比例して生徒に申し訳なく思う部分も増えてしまいました。
まだ結果が出ていないので何とも言えませんが、
できれば去年よりも上回りたいなと思っております。
来年は少数精鋭で、
今より確実で意味のある指導を心掛けていきたいと思います。
また、来年は実際の英語指導の規模に縮小し、問題作成に時間を費やすことになりそうです。
というか、そうしました(笑)
これを言ってはいけないのかもしれませんが,
私はそれほど指導に熱を入れていません(笑)
だから,よくプロの予備校講師が言うような,
「自分の指導はすごいものだから、聴きにくるといいよ!」
と思っていません。
指導というものは確かに的確に教えられる人がするものですが、
私は「指導」を
「その授業の中で勉強するきっかけをもらえる場」として捉えています。
だから、徹底的に手取り足取りやる気はありません。
(私が中学生や小学生を進んで教えないのはこれが理由です。
中学生や小学生にこれを求めてはいけないので、
小中学生は頭が冴える人や話が面白い人でなくて、
もっと良識のある面倒見のよい先生にみてもらうべき。)
手取り足とりをやると、基礎はできても応用が出来上がりません。
人に教わったものは大半大成せず、自分で習得したものの方が運用できるものです。
よって、私は極力目標をしっかり持っている者、
死ぬほど勉強が好きな者、
危機感しかなくなりふり構わずやっていた者に英語をはじめとした学習術や
勉強に対する意識,知への飢え等を感じ取れる人たちと勉強したいな
と思っております。
そんな意識で去年も一昨年もやってきましたが,
今年もまた上に挙げたような学生が多タ集まり,
一緒に勉強できた私は非常に幸せ者です。
そう思う中,
目標や主義を持たずに、とにかく生徒数を獲得して、
あてがわれた授業に放り込む塾・予備校が非常に多いですが、
(医学部系予備校でこれをされていたら本当に意味がない。
申し訳ないが、名古屋ではちらほら見かける。)
そこに集まるのは,やはり
とにかく勉強をやっつけて大学に入ろう,
とりあえずみんな塾に行っているから私も行こう,
親がうるさいから大学には入っておこうというような
自分の意思でやっていない,指示待ち思考の人間です。
そういう学生たちを全く真逆な思考へ換えようと努力する予備校も多々ありますが,
その大半はそれを売りにしており,
「そういった意思なし人間ではうまくいかないよ」
とどこかで思いながらも,
生徒獲得を目的として,
生徒に都合がいいことをいいことを言っておこうとする予備校や学習塾です。
これは非常な残念な事実です。
生徒獲得は予備校のシステムや指導者によって増えるもので、
それらをおろそかにしている予備校より、
私のこじんまりとした指導の方が100倍ましだと勝手に思っています。
名古屋で生徒の増員のみに目が行って,
予備校で固めたシステムや指導方針を一切考えずに,
講師の力量にまかせて,ただただ「成績が上がった・下がった」ことのみで
生徒を判断するところがあるのを,
私は4校ほど知っていますし,
そこで心苦しくなりながらも指導をしていました。
講師にとって利益は確かに必要ですが,
それよりも生徒をどういう人間に育て上げるか,
そしてどのように目標としている道を進ませるか。
これらのことに集中したうえで,その代償はこれぐらいだと考えるのが
現代における講師の思考でしょう。
私が「こういう生徒が理想だ」と掲げて,
そういうことを親御さんたちに理解してもらったうえで,
容赦なく一緒にやれそうな生徒と一緒に勉強するからこそ,
生徒はもちろん真剣にやってくれますし,
私はそれに応えて出来る限りの思考を巡らせて,
生徒に勉強への不安に対する安心を与えられるわけです。
そんな人々と一生懸命になって時間を過ごすことが
私の今年の目標です。
受験生は最後の追い込み,頑張りましょう!
これから受験生へのステップを踏んでいる人々は,
少しでも前に進む努力しましょう!
本年もよろしくお願いします。
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