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アニメ好きから考える勉強に必要な特性

一種のアニメヲタに該当する者が生徒にいますが、

どうやら彼はなかなか勉強時間を増やすことができずに、

悩んでいました。

もちろん私は例のごとく、ばっさり意見を言ってしまうのですが、

思いがけないところで、生徒の良さがみえてしまいました。

そんなやり取りの会話をどうぞ。


ダンディ(以下ダ): 「えー、徹夜するぐらい根性出せば時間はできるもんだぜ!」

生徒(以下せ): 「いや、深夜はヲタにとって重要な憩いの時間なんだよね。

           それは譲れないな」

ダ: 「えー、じゃあDVDで録画して、みればいいじゃん。しかも早送りとかできるじゃん」

せ: 「はっ?ありえんし。全部端から端まで見なきゃだめじゃん」

ダ: 「ん? オープニングとエンディングなんて、ある程度の製作者に注目するだけで

    いいじゃん。しかも、オープニングなんて基本一緒じゃない。」

せ: 「いやー先生がそんなヤツだと思わなかったわ。

    それはオープニングの製作者に失礼だって。オープニングってアニメの中で

    一番個性が出るところなんだよ。オープニングが使いまわしじゃなくて、

    まったくオリジナルかどうか見るだけでも、力作かどうかわかるからね。」

ダ: 「どーも、さーせんでした!!!」


いやー、あっぱれな生徒です。

でも、結局私は、「そこまで言うなら、昼間のうちに死ぬほど勉強しようね」と

一掃してしまうわけですが、この会話の内容でなかなか面白い特性を垣間見ました。

彼はオープニングをじっくりみることに対して時間を惜しまず、

空想とはいえ、自分の頭をしっかり巡らせているのです。

そして、アニメを最初から最後まで丁寧にみることができる几帳面さがあります。

こういった能力は、実はなかなか身に付きづらいもので、

ヲタの特殊能力だと言えるかもしれません。

私からすれば、このような能力は本来学校でつけてほしいと思うのですが、

思いもよらぬところで、物事を行う上で必要不可欠な力を手に入れているのです。

こういった生徒は、方向性が間違っているとはいえ、

指導者次第で伸びると信じています。

私は彼から丁寧に物事をこなす大切さを学びましたね。

こんなところに目がいったのは、

最近、多くの生徒が、断片的に知識を詰め込み、

いざ知識を使用するとなった時に応用できないで、何度も同じことを繰り返しても

スコアにつながらないという事態が起こっています。

これは、生徒が勉強していないということではなくて、

知識の定着レベルや、順序通りに覚えていないことに問題があります。

物事にはすべて秩序があり、

その段階を踏みながら知識を定着させなければなりません。

その力をつけるためには、教科書や参考書などを丁寧に覚える作業をすることです。

問題集ばかりやっていても実践力がついても、

思考力が試されているときになれば、もう手が出なくなります。

私立型に特化した勉強をしていると、国立大学のような思考を優先する問題になると、

歯が立たないのはこのためです。

理論と実践はバランスよくこなさなければ、どんな科目でも真の実力は手に入りません。

そして、意外なことに、ヲタクと呼ばれる人たちの中には、

こういったことがしっかりできる人が多いです。

アニメヲタであれば、注目すべきキャラクターのデータベースを作り、

アニメの系譜を追い、自身のアニメの趣向を作り上げて、議論したり、

自分でアニメやショートムービーを形成してしまうわけです。

彼らがこの力を勉強に応用すれば、意外にいい線いくんじゃないかと思っています。

しかし、彼らはそういった素晴らしい能力がある反面、

性根が腐っていることも少なくないので、違った悩みをもっているように思います。

人はみな、一長一短ですよね。

でも、こういった丁寧さは、誰にでもあってほしい能力なので、

是非もう一度自分を見つめなおしてください。


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cancan
Posted bycancan

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