先日、今年からタッグを組んで指導している国語の先生と
込み入った話をしていました。
国語の授業展開について、国語の課題提出、そして国語の成績の上げ方……
私のような国語を専門にしていない人間にとっては目からうろこな話も多く、
(その話はまたどこかで。
というか、その先生からの許可が出てないので書けない(笑))
いろいろなことを勉強させてもらいました。
その先生は普段は集団授業の方が多く、個別指導をほぼ持っていないのですが、
しっかり指導方針を形式に分けて考えておられました。
その中で個別指導はこうあるべきだという、私とその先生の共通概念が
次のようなことでした。(当たり前なことを書いています。)
個別指導や少人数(5人ぐらい)をするにおいて、
生徒のデータ分析と課題の出し具合(量・質共に)は
しっかり把握しておかなければなりませんね。
最近の生徒さんに多い傾向ですが、
「先生が課題を出さない=やらなくてもよい」
と捉えるようですね。
課題を出されなくても、自分でその内容をおさらいするのは当然で、
問題演習を通して、自分なりのルールを掲げて、それを先生に投げかけてみて、
先週(前回)の復習事項を確認するのを絶対に忘れないでください。
ただ問題をこなしていればいいというのは、以前にも言いましたが大間違いです。
量をこなしていくうちに、問題点やまとめの部分はおのずと見えてきます。
例えば、英語の助動詞であれば、
助動詞一つ一つ意味が異なるので、その助動詞ごとに意味を覚えなければならず、
また、一つの助動詞の中には、
もともとの助動詞の意味と、推量に関係する意味があるから、
分けて覚えるといいかもしれないな……
あとは助動詞+have p.p.なんて用法もあるから気を付けなければならないな
って具合に、一つの単元をまとめるだけでも、
その内容の流れを自分なりに創り上げることができるわけですね。
こういった流れを個別指導や少人数指導では生徒にしっかりお話ししたり、
細かく確認作業(小テストや課題)をするべきだなと思いました。
当たり前ですが、この当たり前な確認を中途半端にしている
個別メインの予備校や学習塾は少なくないように思います。
これが学習塾や医進系の予備校でできなければ、
大手予備校に差をつけるところってないですよね(笑)
そういったサポートの部分をしっかりみるのも
塾選びのポイントになるかもしれませんね。
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