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雑記

問題をこなしてもうまくいかない時がある。

問題をたくさんこなしていても、

なかなか成果が出ないで悩んでいる生徒は少なくありません。

なんでそういう事態に見舞われてしまうのでしょうか。

私の中では簡単なことなのですが、

それはやっている課題に対して問題意識を持たずにやっているからです。

例えば、be動詞と一般動詞の授業をしていてわかることですが、

問題をこなして、その時はわかっているのに、

いざbe動詞と一般動詞をごちゃまぜにしたテストになると、

手も足もでなくなり、結局誤答を招く結果になるのは、

基礎の段階で、生徒が「be動詞と一般動詞ではどのように違うのか」について

考えていないからと言えるのではないでしょうか。

もちろん、生徒からその問題意識を持つのは難しいので、

私たち指導者がそれに気づかせないといけないのですが、

生徒の中にある課題に対する問題意識は非常に薄いときがよくあります。

最近の学生の間で、これが顕著に見受けられますね。(大学生にも多い。)


多浪している生徒にも同じような傾向にあります。

「私はこの問題集を4周もしているのに全然できるようにならない」

こう言う人の大半は、選択式のテストをしてみるとできますが、

記述式の問題(単語だけ書かせるのでもいい)にしたら

白紙に近い解答もいるのではないでしょうか。

それぐらい惰性的に問題を処理し、分析したりまとめたりしません。

まあそのまとめる作業が講師の役目なのですが、

自分でも意識的にやっていなければ、いつまで授業を聴いても

勉強ができるようにはなりません。


その時に問題ができたことに満足しないでください。

そして、どうしてこの解答を導くことができたのか。

また、覚える事項としてまとめられていても、どの知識とリンクさせるべきなのか

といったことをしっかり考えながらしっかりこなしてほしいと思います。

これは時間が経ってくるとそれほど難しくないのですが、

新しい内容の勉強を始める初期段階でこれに気づくのは非常に難しいと思います。

英語の初期段階は、be動詞と一般動詞の区別や疑問文の作り方に重視するのは、

後々の知識とうまくリンクできるようにするためなんですよね。


惰性的に問題をこなすのではなくて、丁寧に一つ一つ知識を繋げていってください。

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