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幻想にならない目標を掲げるために

さて、生徒の面談がそろそろ始まるのですが、

私はこの時期の面談で話すことは次の2つがメインです。

一つは、現時点の実力の分析に関することです。

これは河合塾のマーク模試・記述模試を基準にしてお話をすることが大半ですが、

今年は駿台のテストも重視してみようと思っています。

ここ数年、河合塾の模試のデータがあまり使えなくなっており、

(上位校を目指そうとする場合駿台のがわかりやすいので、そういう生徒が増えたのかも)

今年は駿台の模試にも目を向けてみようと思っています。

まあどちらにしても模試のスコアとそのスコアから分かる実力を

親御さんと本人に把握してもらうことを最優先にしています。


そして、もう一つは最低ラインの確認です。

この時期にこの到達点の場合、目標校に行くためにはこれだけ、

自分たちが望む最低ラインはこのへんで、

これを余裕で越えるためにはそれだけ必要だと提示しています。

まああくまでもまだ初回の結果ですし、それを基にした憶測にすぎませんが、

その話ぐらいはしておかなければ、今後の修正にも影響が出てきます。


この時期にあまりにも幻想的な目標を掲げている人には、申し訳ないですが、

現実という鉄槌を与えます。もちろん頭ごなしには言いません。

でも、それに近い勢いでは言うかもしれません。

例えば、5教科7科目を必要とする東大受験で、

7科目とも偏差値50を切っている状態から合格へ向かうためには、

最低で1年半は必要だと思っています。

しかも、1年半やってもセンター試験の実力が完成するだけで、

コンスタントに取れる実力が簡単に手に入るわけでもないし、

ましてや2次の実力をつけるにはなかなか難しい。

中にはそれをおいそれとやらかしてしまう人間もいますが、

それはよほどの天才か、一日なりふり構わず20時間ぐらい勉強しきった人間でしょう。

もし私がその境遇にあったとしたら、1浪で東大は目指さないと思います。

2浪覚悟でやるでしょう。


しかし、そんな覚悟のない幻想に近い目標を掲げている人が少なくない。

もちろん掲げてもいいのですが、そのためにはよほどの努力が要することと、

ダメだったときの覚悟を持つことと、絶対に成し遂げようというものすごく強い意志が必要です。

しかし、一浪で絶対におしまいにしなければならない、

または1浪で終わった方がいいと思う人は、そこで本当に打ち止めしなければならないので、

(後者について、個人的には、迷っているのなら打ち止めして、さっさと先のステージに行くべき。)

現実的なことも多分に考えなければなりません。


私の教えてきた生徒の中で、1浪の時点で合格していた学校を蹴って、より高い目標を目指して、

2浪目でその大学に落ちた生徒がいます。

私は全力で阻止したかったのですが、本人の意向とある数学の先生の強い意向で、

私の声を振り切り、2浪目に突入しました。

そして、見事撃沈という、判断ミスを犯したことがあります。

正直言ってこれは最終的に生徒が決めた決断なので、

生徒もしょうがないと思っているかもしれませんが

(本人はそう言ってたが…内心は文句を言いたいところもあるでしょう)、

いやー、このテンションに持っていった先生、私も含めてですが、

見極めをしっかりしなければならないと思いました。


もう2度とそういった生徒を出さないように、私は今こうやって指導しているわけで、

その先生とはもう決別して、

今は新たな布陣

(東京でチームを組み、名古屋では予備校で密な連携をとっています。)を組み、

そして、より考えが近い人間たちと一緒に、

私は「合格者=次のステージに進む人」を作り出しています。


こういった密な連携をとりながら情報をつくり出して(調べ上げて)、

生徒さんや親御さんへ提供しています。

今年はそんなことを重視していっています。


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cancan
Posted bycancan

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