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難解なものにぶちあたるべし。

今日、指導中に

「そろそろわからなくなるくらい複雑な内容の本を読みたい」という話になって、

授業そっちのけで、本の話をしていました。

(もちろんノルマは達成したうえで雑談はしてますからね)

私が本でいつも最初に紹介するのは、

アルベール・カミュの『異邦人』と、フランツ・カフカの『変身』と、

ヘミングウェイの『老人と海』が多いように思います。

どれも名作です。

そして、これらは普通に読んでいるだけでは何もつかめない、

モザイクのように主題が見え隠れしている作品です。

特に、最初の2つは最近までよく議論されていたもので、注目度も高いです。

例えばムルソーの無意識についてとか、カフカという文学者の精神分析とか…

読んでいると面白いんですよね、結構。


まあ生徒が何をチョイスしてくれるか楽しみですが、

こういう難解なものに挑戦しようという姿勢について、

私はものすごく好感をもつことができます。

分からないものを避ける傾向が若者に窺えますが、

それは、私が生トマトが嫌いだから絶対に食べないということと同じぐらいダメです(笑)

やはり、わからないものにぶつかって、ものごとを知ろうとする努力はしなければなりません。

難しいものを避けるということは、自分に限界を作ってしまうことでもあります。

限界を越えようとして目標達成しようと思っているはずなのに、

実力のリミットを決めてはいけません。

実力を引き出すのはある意味無限です。

タイムリミットがあるので、有限に見えるだけで、実力は無限です。間違えないでください。


じゃあタイムリミット内で、最大限に実力を上げるためにはどうするか?

簡単なことです。難しいことを少しずつでもいいから、

できるだけリミットまでにたくさん触れることです。

私が本を読む習慣がなかったときにある先輩から言われたのがこうです。

「キミはカントの『純粋理性批判』みたいな難解な哲学書を読みぬく

という体力が今必要なんだよ。それがこれからの君の思想をつくっていくんじゃないか」

いい先輩に巡り合えたなと思うわけですが、

やはり何か飛びぬけてできるようになるためには、

壁にぶち当たってください。

それが5月6月にできると最高ですね。

わが軍の暴れん坊も少し気づいたように思う今日この頃でした。

嬉しいですね、本当に。

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cancan
Posted bycancan

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