今プロ家庭教師をやっているわけですが、私は以前は勉強が得意じゃありませんでした。
もう勉強のできだけでいったら、劣等生に近かったです。
中学校1年生のときは、みんなより勉強量をこなしているようにみえるのに、
学年で半分に入れませんでした…。
英語に関しては、230人中150位で、
私は何のために小学校から英会話教室にいっていたのかよくわかりませんでした。
それから、英語をはじめほとんど勉強はほとんどせず、
テニスにあけくれて、謎の体力づくりをしていました。
朝練→学校で寝る→テニスの練習3時間
→毎日4キロのマラソン→素振り1時間→テニスの本を読む。
この生活を約2年続けていました。
おかげで、中学校1年生のときは筋肉がついて、背が伸びて、色黒で、
中学2年のときはテニス部の副部長で、団体戦メンバーで、
市選抜の補欠選手に選ばれて、市内大会で優勝していました。
とにかく運動漬けの毎日で、勉強というものはほとんどしていませんでした。
勉強はというと、家の近くの絵画教室と一緒にやっていた学習塾。
この塾がもう生徒を野放し状態で、今思うと勉強する環境ではなかったです。
でも、私は当時は特に行きたい学校がなかったし、
高校でテニスを楽しめればいいぐらいで考えていたので、
いうほど難しい学校になんて入らなくても、テニスが強い学校はいくらでもあると思い、
真剣には勉強していませんでした。
でも、転機はやってきます。
中学校3年生になる前に、中二最後の校外模試を初めて受けに行き、
結果をみて、愕然としました。
テニスが強いからいきたいなーってひそかに思っていた学校でさえ行けるレベルに達していおらず、
むしろ、行く学校があるのかなーっていうぐらいの成績を取ってしまったのです。
しかも、中二の最後の学年末試験で、230人いて120位で極めて微妙な位置にいて、
塾に行っているのにこの成績かと非常に悩んだことがあります。
さすがに悪い成績にショックを受けて、私は中学3年生の時に塾を変えました。
しかし、これが功を奏し、
新しい塾に通うことで、私の人生は少し動き始めます。
数学と国語と英語の先生がいたわけですが、
その人たちはデブの数学の先生と、チビの国語の先生と、はげの英語の先生。
まさに三重苦のワルツで、正直心配してしまったのですが、
みんないい先生で、全教科の成績が2カ月で上がりました。学年で50番ぐらいになりました。
英語は春休みのうちに、出来ない文法問題をすべて総復習し、
数学は得意だったので、いろいろな公式を覚えて応用問題をやりまくり、
国語は漢字を書きまくって、天声人語を読みまくって、
一日3時間ぐらいは勉強するようになっていました。
なぜかはよくわかりませんが、私なりに危機感があったのだと思います。
あとは部活が終わってから、夏休みは朝の11時から夜の10時まで、
テニス部で仲の良かったお友達と一緒に塾に通い、
互いに切磋琢磨に勉強して、
中三の2学期では、通知表でなんとかオール4をとり、
最後の最後の期末テストは15位までになりました。
英語と社会と数学に関しては、校外模試で満点を何度も取りました。
そして、幸い生徒会役員をやっていたり、
部活で実績を残したり、副部長として貢献していたので、
内心はだれよりもよかったでしょうから、
いきたいなーっていう学校の推薦をいただきました。
でも、人間は欲深いもので、勉強ができるようになると、
もっといいところいきたいなーって思ってくるもので、
推薦をもらった学校の面接で失敗しないかなーっていう贅沢な悩みを持っていました。
といっても推薦は取り消せませんし、結局、面接もうまくいってしまい、
推薦をいただいた大宮西高校に行くことになったのです。
しかし、勉強ができるようになってしまった当時の私は、
内心消化不良な感じがしました。
一般受験もしなかったので、実力を見せずに私の受験は終わってしまいました。
ここでも、なんでこんなに勉強したのに、実力を見せずに終わってしまうんだろう…
と思ってしまい、受験した学校はすべて合格したのに、
どこか悔しかったです。
「もっと私は違う高校にいけたはずだったのに…」
この気持ちを持ちながら、私は大宮西高校にいきました。
でも、この気持ちがあったからかわかりませんが、
当時の私は高校での野望を次のように掲げたのです。
「今度は自分の実力を発揮しないで終わらないように、
推薦入試は一切受けない。というか推薦入試がない、東大か京大に入る!!
大宮西高校初の東大合格者になるんだ!」
この目標が、後の私の人生を180度変えた高校生活が始まりました。
中学校のときにどんな勉強をしたかは、また今度お話ししようと思います。
要は、言いたいことは、
もともと英語ができたわけではなかったということと、
中学校のレベルですが、短期間で英語ができるようになったことです。
また高校生活について書こうと思います。
長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございます。
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