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職人から学んだこと

現在、ショートホリデーをとり、実家のある東京にいます。

その間に、もっと料理に精を出すためにかっぱ橋で金物をそろえていたのですが、

偶然金物屋さんの職人さんと話す機会ができ、

話が盛り上がり、仕事場を見せてもらいました。

いやー、すごい。

何がすごいって、一枚の鉄板を、木槌と鉄槌を使い分けながら10000回も打って、

やかんを作り出してるんですよ。

本で読んで知る知識とみてすごさを実感して手に入れる知識には

鮮明さと爽快さが違います。職人さんにはいいもの見せてもらいました。


しかし、こういった職人さんは日本でも少数になり、

あと30年ぐらいするといなくなるんじゃねーかって言っていました。

TPPとか受け入れてしまうと、もっとだよなとおっしゃっていました。

非常に残念なことです。

グローバリゼーションの動きは、相対的なマスにおいて利便性を提供してくれたり、

経済を活性化させてくれたりしますが、

細部には無頓着ですよね。小さいものは飲み込んじゃうっていうイメージですよね。

こういった伝統工芸というか、職人による製造物は国で保護したり、

条約締結の時に、めちゃくちゃ議論して、他国に理解を求めてほしいと思っています。


さて、私の雑感と謎の願望はいいのですが、

職人のすごいところはまだまだあります。

それは根気強さです。職人たちは自分の仕事におおまかなノルマを掲げているようで、

それを終えれなければ、徹夜で仕事をするそうです。

しかし、そんなことを毎日続けているとやはり体が持たなくなりますよねって聞きますが、

彼らはこう言います。

「いやー、俺にはせがれの孫がアメリカにいて、

毎月手紙を送ってくれるんだ。それを見ると、俺は今度孫が来た時に、

どこへ連れて行こうか、何を買ってやろうか、どんなことを話そうかって考えちゃんだよ。

だから、俺はそのことを考えながら仕事をしているから、疲れなんてわかんないね。

夜の2時だろうが3時だろうが、仕事をしてやるよ!」と言っていました。


これぞ職人魂。

職人として仕事をしているから、孫にはその姿で接しなければならないわけです。

仕事ができなければ、孫に合わせる顔がないわけですよ。

こういったことさえも体にしみこんでいるわけで、

守るものがある人の強さを感じることができました。

これも下町人情の表情の1つだと思うと、「いきだな」と声を漏らしてしまいそうです。


私もこの姿勢には少し心を打たれました。というか、改めようと思いました。

もちろん深夜に仕事をすることは多いですが、もっと真剣にやろうと思いました。

そして、受験生も受験のスペシャリストになるわけで、

ノルマを達成するという意味では、金物の職人さんと同じです。

真剣に取り組もうと思えば、ノルマは達成できるし、限界を超えることは可能なんだと、

今回の対話で思い知りました。

孫への愛を、志望校への愛へ。そして、それをはぐくみ、志望校へ。

そう、スタンダールが用いたクリスタリザシオンという恋愛感覚のように…。


浪人生は来週から予備校が始まりますね。

限界を超えて、頑張ってほしいなと思います。

現役生も、今までで勉強したことがないような量をこなしてほしいと思います。


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cancan
Posted bycancan

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