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雑記

英語に対して寛容な心を

昨日、ジンバブエの人とお話しする機会がありました。

何で日本に来ているのかはよくわかりませんでしたが、非常に英語が達者で、

私ももっと自分の英語を磨かなければならないなと勉強させてもらいました。

私の英語はおそらくイギリス英語寄りだと思います。

発音はあまりきれいではないでしょうが、

語彙のチョイスは間違いなくブリティッシュの感覚に近いでしょう。


こういった発音や語彙の感覚に対して、外国人は非常に敏感です。

なんででしょうか。これは私がずっと抱いている疑問です。

確かに日本語の中でも同じことは言えそうです。

名古屋弁のイントネーションで「くつ」を発音すると、

「く」の音が上がって、「つ」の音が下がりますが、

これは関東(標準語)では逆になります。

音が違うだけで、一瞬クスッとなってしまうときもありますが、

通じないということはありません。

そして、それをバカにする必要もありません。通じれば何でもいいのです。


しかし、アメリカやイギリス圏にいくと、自分たちの英語を誇っているので、

自分たちの様式でしゃべらなければ見下されることがあります。

非常に残念ですね。受け入れる心が乏しい人もいるものですねと思うときがあります。

いかに自己の精神が乏しいか、人への寛容さに欠くかが露呈されているわけですが、

彼らはそれでいいと思っているわけです。

これが言語の権力の威力です。残念ながら、英語が公用語である以上、

ある程度はこの権力に屈服せざるをえないところもあります。

(文法の基本ルールを吹っ飛ばして話すことはダメですよー。)

だから、こういったことを回避するためにちゃんと英語を学ばなければなりませんが、

同時に「どんな英語を話してもいいじゃないか」と自分の独自性を

言い張れる度胸も作っていかなければなりません。

語彙のチョイスについてはいうまでもありません。

「ありがとう」と言うべきところで、「てめーに助けをもとめてねーのに」と言ったら、

その言ったやつは非常に嫌な奴にしか映りません。

時と場合を考えて物を言うために、ニュアンスを覚えることは必要ですので、

この知識は受験期にしっかり身につけてほしいなと思います。


英語は奥が深いです。公用語として使っている人が多いので、

どんどんバリエーションが増えていきます。本当に日々勉強ですね。

ジンバブエ人と話して、いろいろ考えさせられました。

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