イタリア人やギリシャ人がヨーロッパの中でも安定しているドイツで働くために、
ドイツ語を勉強するのが主流になっているというニュースを耳にしました。
これを聞いて、ヨーロッパ人は非常に言語に敏感だなと思いました。
仕事をするためには、言語を習得するのは不可欠だと彼らはちゃんとわかっています。
ヨーロッパ諸国は大陸でつながっており、他国へ容易に訪れることができるので、
この言葉の危機感も、
日本のように島国で特異性に満ち溢れて生きている人と比べたら、
ひとしおな気もします。
私ももし明日からフランス語が主体の世界体制になるということになったら、
部屋にある日本語と英語の本をすべて捨てて、
フランス語の本を読みふける努力をすると思います。
それぐらい言語を疎通させることって、重要だと身に染みております。
だから、それに直結させることが果たしていいことなのかわかりませんが、
受験で勝ち抜こうと思っているにもかかわらず、
英語をはじめとした必要不可欠な科目から
逃げようとするのはけしからんと思っています。
たとえ苦手でも、何か参考書等を丸暗記するぐらいの行動はできるはずです。
「覚えられない」というのは、このニュースを聞いていて、やはり甘いなと思いました。
私も理科が苦手で、ダメでしたが、センター試験で理科を避けることができなかったので、
(しかもなんちゃってでも理系でしたから、やらないと死ぬ(笑))
生物と地学は各科目2冊ずつ参考書と問題集を丸暗記しました。
何かを成し遂げる時に、障害が2つ3つ必ず出てきます。
そして、それを避ければ、
相当自分の首を絞めてしまう結果になるという状況になり、
その結果自分の好きなことだけに固執することはできなくなります。
ある目標を完遂するためには、与えられた課題をこなすのが最低条件です。
自分が入りたい大学に入れなかったらどうするだろうか良く考えてください。
ギリシャの人たちのなかには、
もう「自分の国にいても何も始まらない…」と
一瞬でも見限ってしまった人も少なくないかもしれません。
だから、ドイツやスウェーデンにいって職を得るチャンスを手に入れるために、
語学をゼロからやろうとしている人も増えるわけですよね。
危機感を覚えた人間は強いといういい見本です。
「この大学に入れなかったら……」という仮定法の問題を
毎日寝る前に自問してください。
そこで寝ることができる人は、一生懸命1日を送ってきたか、
その危機感にさえ気づかずに甘えているかどちらかです。
安心して眠れる人は、受験生の中でほんの一握りでしょう。
そんなに余裕な人間はいないはずです。
そんな寝る前の瞑想が明日の自分を導いてくれる、と私は信じています。
もっと自分の境遇を知り、受験と真剣に向き合いましょう。
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