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雑記

春期講習期における受験生のスタンス

春期講習がいろいろな予備校や学習塾で開始されているかと思います。

春期講習はスタートダッシュのための重要な学習期間です。


春期講習でやれることは限られるために軽視されがちですが、

自分の弱点を探し、それを潰すための指標を作る上で

非常に重要な期間といえるかもしれません。


差をつけるという位置づけでやるというよりも、

後々差をつけるために、「今しなければならないこと」ってなんだ?

っていう問いかけに重点を置きながら受講しましょう。

そして、そのようなプログラムがなされている授業をとるべきです。

例えば、大手予備校の春期講習を受講するのであれば、

自分は英語の文法が苦手で、将来的には得意にしたいから、

基礎事項がたくさん説明されそうな授業を受けようっていう具合にとるべきです。

今から別に東大英語とかやらなくても結構です。

そういう人はよほど余力がある人ですので、自信がない人は

行かないことをお勧めします。

学習塾等であれば、ちゃんとご相談をして、説明をしっかりしてくれて、

スタートダッシュが切れそうだなというところで受講するべきでしょう。

中にはノープランで、講習中に勢いで医学部受験の問題をやらされたり、

高校受験専門塾でありがちですが、内部生中心に授業が展開されて

補習をあまりしてくれないようなところはお勧めしません。

要は、実戦的な内容で基礎をつけようとするところは、春は避けるべきです。

もっと建設的にものを考えていきましょう。


私も現在個別と予備校の集団授業で春期講習の授業を早速行っていますが、

難しいことは決してやっておりません。

先日お話しした偏差値70でうろうろしている生徒でさえも、

基礎重要構文の徹底から始めております。(最後にはゲロむずな問題をやらせますが(笑))

そして、彼らはターゲットやシステム英単語を全部覚えきろうというのが

春期講習とG/Wまでの目標にして頑張っております。

十分きついですが、そのあとで難しい英文を死ぬほど読み抜こうというのが

めちゃくちゃできる(と思う)彼らの根端です。


基礎の種まきをして、夏に実らせ、秋に収穫し、冬はおいしく調理していただく。

こういうストーリーをもって、みなさんも春から臨んでほしいと思います。

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