継続生を含め面談件数が非常に多いので、今月はドタバタしております。
今回は、合格した学校があったのですが、もう一浪しようと考えていた生徒のお話し。
本番で実力が奮えず、なくなく後期受験で合格校を獲得した生徒で、
実は意気消沈している中で生徒を少々詰めてきてしまいました。
実質2浪目なので、今回は落とすわけにはいかないので、
どうやって取り組むかを一緒に考えていきました。
もちろん敗因は私の指導力の甘さに尽きますが、
そうではないという彼と彼の親御さんの心意気のおかげで、
少々心が晴れやかになりました。
どんなにがんばってやっていても、
必ず第一志望や思っていた最低限の学校へいくことへの望みを繋げないことはあります。
今週はその生徒の今後をどうやって持っていくべきかを考えることでいっぱいでした。
結局、指導を重視するよりも、
親御さんと本人を交えて、毎月作戦会議を行おうということで話がまとまり、
私は彼の戦略参謀に信任されました(笑)
そんな話をしていてわかったことですが、
日々ノルマを掲げて、ノルマを達成することのむずかしさを思い知りました。
私は大学の時に毎日その生活を送っていたので、少々感覚がマヒしていて、
「そんなに難しいことではないでしょう。歯を磨くことと同じぐらいのことだ」
と勝手に思い込み、放置した部分があることは、講師として反省しなければなりません。
先生の中には、
「生徒の怠慢であって、私たちの責任ではない」と割りきる先生もいると思います。
まあそれでもいい指導者はたくさんいるので(厳しいという点が重視される!)、
そのポリシーを掲げているをとやかく言うつもりはありません。
というか、内心個人的にもそれぐらい割り切りたいです。
しかし、それができずに勉強もままならない生徒が、
ここ数年みてきて非常に多く見受けられ、
この仕事をやっている以上目を背けてもいいのかなとも思い、
なかなか「怠慢」だと割り切れません。
大学生であれば、
「あー、勉強しない奴は大学いかなくていいからねー」って言ってしまうのですが。
私たち講師は、これから受験生の生活面についても目を向けた上で、
授業プランをしていかなければなりません。
塾や予備校であれば、自習室等を使ってある程度強制させることができますが、
家庭教師等ではなかなかそうはいきません。
しかし、月1であればできるのではないかなと考えました。
それだけ親密に話ができれば、修正も難しくないかなという感じで今年はやっていこう
とその生徒と話していきました。
それぐらい、距離を縮めていかないとできない人もいるんだということは
私も勉強させてもらいました。
ライオンのように子供を突き飛ばして、這い上がってくるのを待っていてはいけませんね。
人間はライオンではないわけですよね。
差し伸べる手が今求められているわけですね。
っていう、もっと自分が頼られているから
それに全力で応えるべきだと思わされる1週間でした。
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