最も上がった生徒で偏差値22アップ(45⇒67)で、
平均すると1年で12.7ぐらい上がっていました。
偏差値50を切る生徒は一人も出ませんでした。
伸び率が高かった階層は偏差値40後半ぐらいの生徒が60前半まで上がるケースが
多かったように見受けられます。
このケースから考えると、偏差値65をコンスタントに取れるかどうかは
彼らにとって目標であり、ネックであったんだと想像できます。
英語における偏差値65までの道のりは、そこまで険しくないと思っています。
まずは1.中学校の基礎事項をしっかり固めて、
2.データベースやターゲット1400・1900の単語をちゃんと覚えて、
3.高校生で習う英語の基礎文法の知識が出し入れある程度出し入れできれば、
まず到達できます。
しかし、一度や二度偏差値65をとっただけで「実力がある」と過信してはいけません。
偏差値60~65をコンスタントに取れない人は、
応用できるようになっていない人も少なくありません。
たまたま「あ、これみたことある!」っていうのが多いだけで、真の実力とは言えません。
そして、それは全統マーク模試のようなセンターベースのものでは測れません。
センターは比較的簡単ですし、自分で考えて書く問題がないので、
どうしても「なんとなく解答」が回避できません。
偏差値65をコンスタントにとれる人は、
ある程度難易度の高い言い回しであっても文章の中で容易に解釈でき、
ちょっとした言い換えも頭に浮かぶものです。
要は問題に対して、答えの選択肢が複数浮かぶような状態になっているわけです。
あとは国語力の問題でしょうか。英文で言っている内容が和訳されたときに
どういう意味なのかということを理解するレベルがどこまで到達しているかですね。
やはり最終的には長い英文を読まなければなりませんので、
用法だけで乗り越えることは厳しいです。
特に国立上位の実力は用法だけで乗り越えることはできませんよね。
私の持論ですが
偏差値65はあくまでも英語における基礎学力であり、ずば抜けた実力ではありません。
もし日大法学部を余裕で合格するレベル、
そして、GMARCHを複数受けて、どこかに引っかかるレベルに到達したければ、
ここまでの実力を早い段階でつけてほしいです。(最悪9月までには。)
そして、偏差値と言うのはあくまでも目安であり絶対ではありません。
偏差値の数字よりも、
自分が何割正解できたかという手ごたえが
実際のスコアと齟齬がないようにする一種の「感覚」を手に入れてほしいと思っています。
(特に数学ね。)
是非とも難関大学に入るために、偏差値65を目安の数字にしてほしいです。
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