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雑記

医学部受験では、評定平均3.7があるかどうかがカギになる。

さて、今年は医学部の推薦入試を利用する人が少ないのですが、

個人的にはもっと利用して合格を勝ち取ってしまった方がいいと思う側であり、

結構積極的に勧めたりします。

推薦入試だと「科目数が少ないから一般受験者と差が出る」とか

「逃げ」とか言われがちですが、全然そんなことはありません。

正直、2科目で受験を終わらせたってですね、

医学部に入った後で行われるカリキュラムは一緒なんですから

理科とかは勉強しなければなりませんし、さすがにそのあと遊びましょうみたいな

バカ推薦合格者はそんなにいないでしょう…(いるかもだけど。)

まあ巷では医学部のお勉強は大変だと知られているわけですから、

最近ではそうやって楽観的になっている人もそう多くないと思います。

実際に私の指導生や卒業生には、試験合格後はガンガン理科をやらせてますし、

家庭教師をつけて先のことをやっている人もいますし、

英語を極めようっていう人もいます。留学した人もいます。

そういう風に前向きに考えることは必要でして、それができる人であれば、

謎の通過儀礼のように「ここをとおらないといけない」みたいに

受験を考える必要は私としてはないと思います。

大学はランキングを競う世界ではないですからね。技術を習得できればいいんです。

だから、入った後のことを考えて、入る手段はそれなりに都合がいいものをっていうのは

むしろ英断でしょう。(不正はいかんよ、不正は。)


というわけで、推薦はある程度肯定的である前提で言いますが、

それでもやはり評定平均が求められます。

一般でいくので学校の成績を疎かにしてもいいとはいえ、

ある程度の評定平均は獲ってほしいとは思うのですが、

その基準がトータル3.7です。

やはりこの数値よりも下ってところはあまりありません。これを持っていれば、

福大・金沢医科・愛知医科(主要4科目科目は4.0)は受験できるので、

やはりある程度意識してその評定平均は維持してほしいと思います。

まあダメそうだなって思えば、割り切って医学部受験するぞってなればいいし、

これがないからダメってことはありません。

評定平均をとるのは、先生の顔色をうかがうとか、面倒くさいことも含まれることがあり、

実際の実力とは別の力がないとダメなこともあります。

私自身高校では高1の2学期から高3の1学期まで

評定平均は4.8より下はとったことはないですが、

高3の2学期の時点で学校のことをほぼやっていなくてテストも適当にやったら

見事に2.6をたたき出して、

赤点科目の先生と教頭と生活指導部の先生が全員あつまって

「どうして君はこんなに成績が落ちてしまったんだ??」と諮問されましたww

やらなかったらできないことだってあります。

私は特にアホなので、やらなきゃできないものは多いですww

でも、実力が発揮できないのであれば、覚悟がないのであれば

こういう評定平均をとる戦いはした方がいいかもです。

中途半端に二兎追うと、本当に一兎をも得られなくなるので、

あまり欲を出さないほうがいいし、諦めて受験をした方が現役・1浪でケリがつきます。

推薦のデメリットは、特に進学校ではないところからの推薦提出で不合格になった場合、

学校の馬力で一般受験を乗り越えられない…もう浪人するしか…

しかも1浪でケリがつくのか??

っていうことが多々起こりうるということです。

2科目に絞って勉強するってなると、理科がつぶれて2年ぐらい浪人するみたいなのは

本当におおいので、まあ普段から死ぬほど勉強した方がいいです。



今年は推薦利用は少ないのですが、結構攻めに行く学生も多く、

私自身受けさせたことがない学校も多く、ドキドキします。

消費者的には大丈夫か?って言われるかもですが、

英語っていう科目だけで考えれば、まあ自信しかないので大丈夫です。

というか、それだけの訓練を学生にはしまくっているので対応できると信じています。

情報は、知っている関係者からちゃんと聴けばいいし。

(僕にはそういう方がいるし、

僕ができないサポートは任せられる信頼できる方に任せればいい…)

まあ常に研究し尽くして、最大限のことができるようにするまでです。

引き続き頑張りましょう。

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