A日程で失敗したところを確認するため、
日大法学部の問題を解きながら、生徒の答えの確認していきました。
すると、その生徒の英語はどうやら7割5分はあり(配点がわからないのでおおよそ)、
英語でやらかした感じはありませんでした。
(ということは、国語か数学で失敗していることになっており……)
偏差値で60前後キープしていた生徒ですので、
それぐらいは獲得できるんだと思っていました。
はっきりいって、当たり前と言いたいです。(本人には言いました。)
どの生徒も実はそんな感じで、英語でしくじった人はおらず、
ちょっと安心したのですが、それだけ他の科目がおろそかにされていたのには
がっかりでした。
受験は総合的な力が問われるので、どの科目が欠けているというのは
極力減らしていかなければなりません。
特に私立のように3科目受験の場合、せめて
2科目は得意科目(どんな問題でも8割取れる)で、
1科目は少々厳しい(6割前半をキープ)にしなければ、
なかなか上位大学へ食い込むことはできません。
医学部受験でも、英語が苦手な生徒のパターンが多いですが、
それでも偏差値で60前後なければ、戦い抜けません。
我が軍の医学部受験組でも、
英語の平均偏差値が62(河合塾で)ぐらいはコンスタントにとっていました。
偏差値だけでは決まりませんが、それぐらいの英語の素養がなければ、
後々の傾向別の学習で実力が上がりません。
さらに、先ほどのように他の科目も学習しなければなりませんので、
やはり余裕をもって学習してほしいです。
バランスを取るのは非常に大変です。
特に英語はもともと我々が保有しているものではないので、
ゼロからの出発なので、基礎的なものを習得する努力を手抜きすることができません。
どうしても完成した実力を作るには、数学や国語よりも時間を要します。
バランス感覚をよくするためには、常に自分の行動に気を配って、
緻密にスケジュールを組む努力をしてください。
仮でもいいからスケジュールが出来上がっていると、
そんなに驚くことはありません。
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