さて、今年はハンガリーだの、チェコだのの医学部受験の話をよく耳にします。
「日本の医学部は入るのが大変で先が見えないので、実は入りやすい海外の方にシフトするのはどうか?」
という話を耳にすることが多かったのですが、まあ控えめに言って、東欧系の医学部受験、
中国の北京の医学部受験とかは本当にお勧めできませんね。
まあ、「入る」という一点だけで考えればいいかなって思いますけど、入ってからの言語処理の問題や
何と言ってもヨーロッパの生活の大変さとかを見るとやはり避けたいところだなというのが本音です。
しかも、最近はヨーロッパの光熱費が高騰しているのもあり、いうほど安いって感覚もないし、
ロシア・ウクライナ戦争があることで、ハンガリーなり、ポーランドとかは穏やかではないですよね。
ネットでもポーランドやフィリピンの医学部を卒業した方が、
「日本の医学部よりも僕らの時代は格安と言われたけど、そうでもないし、何より日本の医学教育は捨てたものではない」
と実際に行っている方も多かったです。まあ、それだけお金払っているしね。
まあこういうと差別だとか言われてしまいそうですが、
まあ途上国の医学を学びに行くってよっぽど使命感があるとか、
平和を築きたいぐらいの志じゃないと行かないんじゃないかなって思います。
私からすると、そんな医学部志望者、まずであったことがありません。
そして、それを送り出そうとする医学部志望者の親御さんはあまりいないのではないかなっていうのが本音です。
なので、私は詳細を知らないのもありますが、ちっとも魅力を感じないし、メリットも低いかなと思っております。
そして、実際にこの留学的な医学部を勧めるの話をよくきいた方がいいですが、
まあ商売風な話が多そうで、怖いですね…。とにかく世界情勢が思っているよりえぐいので…今は避けた方がいいと思います。