さて、ここ最近巷では「●●ルート」というやつをよく耳にします。
そして、一度「●●ルートは名大には通用しますか??」みたいなDMをもらったことがあるのですが、
そもそも「●●ルートってなんだ??」ってなったので、ちんぷんかんぷんな質問でして、
ちゃんとこたえることができないので、他に訊いてくれと濁しました。
で、色々調べて分かったわけですが、なんか勉強玄人が「××な参考書をやれば最短距離だ」的な
感じで指南している道筋みたいなものだったことがわかりました。
そして、その謎の道筋に群がる学生や受験生、もしくは社会人というのが無数にいることをしりマジでビビりました……。
まあそれなりの大学ならそんな感じでも合格できるのかなと思いますが、
ある程度の難易度を持っている大学で、受験生もたくさんいる学校では通用するとでも思っているんですかね。
まあ参考にはなるでしょうが、真の意味で、そrの問題集を数十冊やったぐらいでうまくいくなんて
まずありえなくて、そんなちょっとしたtipsに振り回されている時点で、もうセンスがないwww
よく英検とかでも「これやれ、あれやれ」というのがありますが、
結局何をやっても共通していることは、単語をよく知っているか+それをちゃんとアウトプットしなさい
っていうだけで、多分あとは最小限の問題演習と日々の読解なり、リスニングなりしてりゃ
教本だけで英検1級って受かるだけなら余裕ですよ。(ある一定レベルの基礎がある前提だけどね)
さて、今回言いたいのは、「勉強法に●●をやらなければならない、やるべきというのはないのよ」
ってことです。
みなさんの勉強のスタイルってありますか。
私はみんなと同じようにやってもできるようにはならないって高1の時点で悟ったことがあります。
ある英語の最初の授業だったのですが、
4月になると文型とか知覚動詞とかやるじゃないですか??
私の中でその授業が苦痛すぎて、OとCがイコール関係になるとかって言われても、
その「イコール関係」ってなんだ??じゃあ知覚動詞には動詞の原形っていうのも入るのにCなの?とか
知覚動詞+O+動詞の原形にしかならないって覚えるの??とか、
とにかく謎of謎でパニくっていた一方で、私の周りの人はみんなできるようになっていき、やべぇってなっていきました。
実は私自身ものすごく不器用な人間で、入りが悪いとびっくりするぐらいできませんwww
でも、ある先生が言及してくれたことで気づいたことがあり、そこに私は一点集中した勉強をします。
そう、それが品詞と単語です。ある先生は「英単語を15000個と品詞がわかればまずわからない文はほぼ消えます」
というのが、私の中で刺さり、「あー、単語だけとりあえずやるか、あと品詞わかれば読めるのか、その理解だけはしようかな」
ってなり、文法を最小限にしてそれだけ完璧にこなしていたことがあります。
もちろん、あとで後悔するというか、新たな自分の問題点が見つかって、そこで文法をやることにはなるのですが、
高1~高2初めの時点では「単語だけ暗記」で日本の多くの学生をごぼう抜きしてしまったんですよね。
多分多くの学生は文法をちまちまやって、単語を最小限に覚えて高1を終えるみたいな感じだと思うのですが、
私は全く正反対な方法でみんなと違うスコアを取った。そう、英語をできるようにするという意味で同じ山を見ているつもりですが、
見え方とその登頂方法は全然違ったわけですよね。
でも、そういう自分に合った方法を見出すことで一発逆転に見えて、実は本来の勉強の仕方が手に入り、
それに合わせて勉強して、自分に知識を蓄積していけるようになるんです。
だから、玄人というか勉強がある程度できる人の手法を最初は取り入れたり、真似したり、その手法に従って
勉強をするベースを作る必要はあると思います。どの人にも共通することはあるので、最初はインスピレーションで
その先生に従うのはありです。また、半年や1年ぐらいやってみてなんか違うなと思ったら指導者を変えてみるのもありで、
変えたときに「実はこういう勉強の仕方ってないのかな??」っていうのを発見できることもあります。
私の場合、とにかくいろいろな人に「英単語一辺倒の勉強なんて間違えているから、ちゃんと文型を覚えなさい」
と言われてしまって、かなり苦痛を得たわけですが、
私は「自分ではこういう理屈があるからいいんだ!」って言ってしまうバカ者です。
でも、その時にうちの師匠みたいなメシアは現れます。
「え、お前の言っていることは正しい。単語わかんないからそういう愚かなことをいうんだよ。
単語を覚えるようになれば、嫌でも品詞も意識して覚えるし、そしたら文型とかって整理してあるだけだから
品詞に沿って整理すりゃできませんか?スタートする場所が違うだけ。そいつバカなの??
そして、それに振り回されているお前らも多分バカなんじゃない?(まあお前は自分の道をたどってるからいいけど)
勉強ってそうやってやらされているとか、ゲームのようにスコアを取るみたいなやり方をしていては
いつまでたっても名誉のため、周りを気にして優越感に浸るだけの勉強になるのよね。
勉強はできるかどうかじゃなくて、当たり前のことなんですよ。」
という具合です。まあ、本当にその通り。まあ、出会った先生がとにかくガチ勢気味でありつつも、
特性をみて、アドバイスをしてくれる方だと指導生側は楽ですが、
頂点を目指すとか、自分にとって目標校として立ちはだかるところへ行くときは
言われていることだけやっていても限界が来ます。だから、自分の道を最後の最後には作っていかなければなりませんし、
自分のフィニッシュ・ブローを知らなければなりません。私のそれは、覚える事を主体とした勉強と
分量への恐れがなく死ぬほどやれることと、うろ覚えにしないでゆっくりでもいいから暗記したものを紡ぐ力です。
これらの強みを徹底的に生かして、高速に行って、自分の知識を構築する。
そういうことを本当は高1~高2、できたら中学生のうちに知っていると、
本当に自分が意図していなかった学校に行くことがありますね。