もう明日で、5月に入りますね。早いものです。でも、GW真っただ中で5/1を迎えるわけですが、
まあこの1週間は周りはコロナ空けでガンガン遊ぶでしょうし、関東圏・関西圏・名古屋圏は人だらけでしょうね。
そんな中で今年は受験生を迎えている人ももちろん沢山いるのですが、
今年は何かと誘われたり、誘惑があったりするかもしれませんが、頑張ってほしいですね。
さて、そんな1週間なわけですが、まあ中にはたるむ人もいれば、模試三昧で謎の結果を出そうと頑張る人もいれば、
部活をやったり、学校行事に明け暮れている人とかいろいろいるかと思いますが、
まあそういう人たちを成績で出し抜くチャンスなのがこの1週間です。
そして、この時期にあることを覚えてほしいor後々に引き起こしたいことのために準備をしてほしいです。
そう、「覚醒」です。
この単語、英語ではいろいろな表現が当てられますが、まあzoneとかtransform(トランス)とかまあいろいろありますね。
でも、このトランス状態って容易にはその人に訪れないんです。
ジャンプマンガだと、ある努力をすると来ることがあるという具合に描かれるわけですよね。
ドラゴンボールだったらスーパーサイヤ人、ONE PIECEだったら覇気なり、悪魔の実の覚醒
黒子のバスケだったらzone、テニプリだったら天衣無縫の極みとかまあいろいろな表現がなされて
面白くなるわけですが、まあ普通の現実世界では起こり得ないとされています。
でもですね、受験の世界でもなんであいつがあんな難関校に受かったのよ??
ってなることはありませんかね?そう、その場合の多くが、その学生に覚醒が起こったってやつでして、
低偏差値からの医学部合格なり旧帝合格をかっさらう学生はこれを引き起こします。
もちろん元々勉強ができてやっていなかったというだけの低偏差値人間もいるとは思いますが、
ガチでずっと無名校とかで頑張ってきた中で勝ち取ってしまうパターンとして合格する人って
多分1割見たない確率かもですが、いるにはいます。私の指導生の中にも毎年1名いるかいないかですが、
まあ偏差値40前半でも偏差値70手前までもっていっておめでとうって話になることはあります。
ただ、全員ができるってわけではないです。ただ勉強しているだけで、その覚醒を引き起こすこともないです。
勉強がある程度できるってのが最低条件で、勉強していない人や勉強をやる気がない人にはまず訪れない現象です。
(これは成績ではなくて、勉強するとという継続力というか、
『できるようになろう』って頑張る力がある人のことを言っています。)
でも、勉強をある程度していていても、ある一定レベルで成績が止まってしまう学生っているんです。
それが私が思う数字ですが、偏差値55の壁。人によっては偏差値50の壁でもあるんですけど、
まあ自力でこの辺までは行こうと思えば行けるんですよね、ちょっとした凡才でも。
すごーくすごーく勉強が苦手な学生でも、言われたことを愚直にやれるようになれば、
まず偏差値50を越えることは不可能ではないです。
そう、偏差値50~55をうろちょろしている人の多くが
言われたことができていない場合が大半で、勉強量が圧倒的に足りていないか、
自分の認識と先生の言っているレベルの認識に大きな乖離があるから成績が上がらないと思っていいです。
でも、じゃあ言われたことをやれれば偏差値70以上まで行くかというと、
これもまた微妙で、再現性が低い人でも努力値だけ詰めば偏差値55には行きつくと思うし、
うまくいって瞬間風速的に偏差値60が出ることもあると思います。そして、器用な人なら偏差値60ぐらいは出せると思います。
でも、その先の世界にはまあおおむね立てません。これが私が良く言う
「言われたことを完璧にこなせば偏差値65」というやつです。
これで、多分医学部受験における英語、
旧帝の中堅どころ(北大・名大・九州大の一般学部)だったらまあ通るでしょうってなると思うし、
対策次第ではMARCHも併願合格だと思います。
私は基本・デフォルトレベルでこれを授けることが絶対条件だと思っておりまして、
まずは軍隊のごとくこの習得に命を懸けております。
(もうこれだけで受かるもんマジで。それぐらい分析しているし、それぐらい覚えさせる問題を作っているし、
それぐらい詰めに詰めるので…)
でも、これができてスタートラインというのが、その人の基本スペックのMAX値であり、
その先は覚えたことだけ暗記していて処理できる世界ではありません。
その先の世界を見るためには、覚えたものを完璧にしたうえで、変形させられた問題を死ぬほど解くことがまず求められます。
つまり応用に問題と言われるやつに積極的に取り組むことです。
でも、この取り組むってことがまた難しくて、ただやっているではやはりダメだし、
やっていれば多分できるようになる
っていう思考でも多分詰みます。
常に自分がどうしてできなかったかを考えつつ、自分の実力をどう生かすべきかを
よく考えて、どうやって次に負けないようにするか対策というか、解決策を考えるのです。
その解決策は、暗記で解決できることなのか、理解が先にくることなのか、もう全然わけわかんないから
先生に領域展開してもらって解説を乞うか、まあいろいろ手はあります。
それをとにかく繰り返しぬくことで、ある日自分の弱点が弱点じゃなくなってきたりします。
英語だったら例えば比較が苦手だとしても、それは自分の中の苦手なだけで、周りよりはよく知っている、
理解は浅いけど、暗記しまくっているから読むことはできる処理することはできる。
文法処理では無理でも、文脈で予測できる基礎知識は備えておこうみたいにはできます。
(ちなみにこれは私の事例です。私の比較単元の説明はある一定レベルを越えていますが、多分クソです。)
そういう演習と自己分析と自己強化を繰り返しまくることで、初めて偏差値70というところに到達します。
しかも、瞬間風速的なにわかな偏差値70ではなくて、常に偏差値70を勝ち取る、
つまり、真の実力ってやつに到達します。
あとは、いかに折れずに覚醒するまで自分を信じ続けたり、自分と同じ匂いの人に出会うかです。
前者は結構難しいのですが、後者は地味に近くにいます。そして、講師でもそういう人はいます。
私はこういう覚醒する・させるっていう話だけで講師を語れるとすれば、結構持っている方だと思います。
英語力があるとか、指導力があるとか、正直講師においては当然なんですよ。
しかも、予備校講師って風当たり厳しいし。
でも、なんか推進力があるっていう人はあまりみないので、そこは結構負けないって思っています。
しかも、まじめに頑張っている人に対しては、かなり真摯に受け止めて、いい方へ導く自信はあります。
不真面目で優秀とか、不真面目で勉強したくないとかは僕にとってどうでもいい人間ですが、
真面目な人は絶対に日の目を見てほしいと思っています。
でも、その真面目な人こそなかなか覚醒してこない人は多いです。
そして、その力を眠らせて、大学生活を迎え、その後の人生で詰む人も多い。
1度詰んだらズルズルするのは最悪です。詰んでも、「は?で?」と言える強靭な力と精神を作ることが
私の最近の使命だと思っています。さっさと覚醒なさい。じゃないと、優秀な人にすぐ追い抜かれますよ。
(なんか、最後宗教の勧誘みたいになっちゃったwwww)